グラニサードとはスペインでよく食べられる、シャーベット、もしくはスムージーのような氷菓です。夏にぴったりの爽やかデザートをぜひお試しあれ。スペインの夏の定番家庭料理をマドリード滞在歴14年の料理研究家、丸山久美さんに教えてもらいました。
レモンのグラニサードは定番中の定番。果汁だけでなく、すりおろした皮も入れることで、酸味のなかにビターな香りがプラスされます。
水 | 200ml |
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レモン果汁 | 1個分(50ml) |
レモンの皮 | 1個分(すりおろし) |
グラニュー糖 | 大さじ2と1/2 |
塩 | ひとつまみ |
飾り用のレモンの輪切り | 適量 |
鍋に水とレモンの皮を入れて中火にかける。沸騰寸前で火を止め、グラニュー糖を加えて5分ほど煮たら、レモン果汁、塩を加えて混ぜる。
1をバットやボウルなどに移し、冷凍庫で凍らせる。途中、半分ほど固まったくらいで取り出し、フォークで全体を細かく砕き、再度冷凍庫で凍らせる。器に盛り、レモンの輪切りを添える。
ツアーコンダクターとして世界中を回った後、スペイン・マドリードで14年暮らす。2001年に帰国後は、スペインの家庭料理を中心に料理教室を主宰しながら雑誌やウェブでも活躍。著書も多数出版。
文:鹿野真砂美 写真:宗田育子
※この記事は四季dancyu「夏の台所。」に掲載したものです。