暑いスペインの夏。手づくりのシャーベットが冷凍庫に常備されていると、食後に限らず、いつでも涼をとれます。現地では屋台に出るほど、人気なんだそう。スペインの夏の定番家庭料理をマドリード滞在歴14年の料理研究家、丸山久美さんに教えてもらいました。
しっかりと濃くいれたコーヒーでつくるのが、おいしく仕上げるポイント。レモンの皮の香りが風味づけになって、大人のデザートに。
コーヒー | 200ml(通常の2倍の濃さにいれたもの) |
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グラニュー糖 | 大さじ2と1/2 |
レモンの皮 | 1片(あれば) |
鍋にコーヒーとレモンの皮を入れて中火にかける。沸騰寸前で火を止め、グラニュー糖を入れて溶かす。
1 をバットやボウルなどに移し、冷凍庫で凍らせる。途中、半分ほど固まったくらいで取り出し、フォークで全体を細かく砕き、再度冷凍庫で凍らせる。
ツアーコンダクターとして世界中を回った後、スペイン・マドリードで14年暮らす。2001年に帰国後は、スペインの家庭料理を中心に料理教室を主宰しながら雑誌やウェブでも活躍。著書も多数出版。
文:鹿野真砂美 写真:宗田育子
※この記事は四季dancyu「夏の台所。」に掲載したものです。