じゃがいもとゆで卵のほっくりとした食感に、ツナのコクと玉ねぎのしゃっきり感が合わさって、奥行きのある味わいを楽しめるサラダです。スペインの夏の定番家庭料理をマドリード滞在歴14年の料理研究家、丸山久美さんに教えてもらいました。
暖かな気候のアンダルシアで親しまれる、シンプルで味わい深いサラダ。じゃがいもとツナ缶、卵に玉ねぎと、家にある材料を使って、簡単につくれるのが魅力です。そのままサラダとしてはもちろん、バゲットにのせてタパス風にしたり、メイン料理のつけ合わせにしても。
じゃがいも | 2個 |
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玉ねぎ | 1/2個 |
ツナ缶 | 1缶 |
ゆで卵 | 1個(固ゆで) |
A | |
・ オリーブオイル | 大さじ1 |
・ 白ワインビネガー | 小さじ2 |
・ イタリアンパセリ | 1本分(みじん切り) |
塩 | 適量 |
胡椒 | 適量 |
鍋に丸ごとのじゃがいもと、かぶるくらいの水を入れてゆでる。竹串がスッと通るまで火が通ったら取り出し、皮をむいて一口大に切る。
玉ねぎはみじん切りにし、水にさらして辛味を取ってから水気を絞る。ツナは汁気をきってほぐす。ゆで卵はざく切りにする。
ボウルに1と2、Aを入れて混ぜ合わせ、塩、胡椒で味をととのえる。
ツアーコンダクターとして世界中を回った後、スペイン・マドリードで14年暮らす。2001年に帰国後は、スペインの家庭料理を中心に料理教室を主宰しながら雑誌やウェブでも活躍。著書も多数出版。
文:鹿野真砂美 写真:宗田育子
※この記事は四季dancyu「夏の台所。」に掲載したものです。