夏が旬のゴーヤーを使った、軽やかだけど満足感ある一品です。胡麻油を多めに使うことで、食欲を刺激する香りが立ち昇ります。さっとつくれて、食べやすく、バリエーション豊かで飽きがこない。そんな三拍子そろった魅惑の麺料理を料理研究家の大庭英子さんに教えてもらいました!ささっと済ませたいお昼ご飯に大活躍間違いなしです。
沖縄の郷土料理が食卓に登場です。ゴーヤーやハムを入れて具だくさんに。胡麻油で炒めて香りよく仕上げましょう。
そうめん | 150g |
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ゴーヤー | 小1本 |
ロースハム | 80g |
玉ねぎ | 小1/2個 |
胡麻油 | 大さじ2 |
酒 | 大さじ1 |
塩 | 少々 |
胡椒 | 少々 |
ゴーヤーは縦半分に切り、スプーンで種を取り、薄い半月切りにする。ハムは半分に切ってから幅5mmに切る。玉ねぎは縦薄切りにする。
そうめんはたっぷりの熱湯に入れて混ぜ、固めにゆでてザルにあげ、冷水で洗ってぬめりを取り、冷まして水気をよくきる。
フライパンに胡麻油を熱してゴーヤーを入れてしんなりするまで炒め、玉ねぎ、ハム、そうめんを入れて炒め合わせて酒をふり、塩、胡椒で調味して器に盛る。
身近な食材を使い、特別な調味料を使うことなくつくるシンプルな料理は、圧倒的においしいと定評がある。和洋中を問わず、多くのカテゴリーのメニューを提案。その斬新なアイデアには目をみはるものがある。
文:中村裕子 写真:鈴木泰介
この記事は四季dancyu「夏の食卓。」に掲載したものです。