夏野菜を食卓に!
さっぱりとした夏のご馳走"夏野菜と白身魚のセビーチェ"

さっぱりとした夏のご馳走"夏野菜と白身魚のセビーチェ"

料理研究家の植松良枝さんが主宰する料理教室でも大人気の、夏野菜をつかったレシピをご紹介。元気な野菜を食べて夏を乗り切りましょう!

“夏野菜と白身魚のセビーチェ”のつくり方

セビーチェとはペルーやメキシコなどで食べられる魚介のマリネのこと。野菜を加えて、柑橘類でマリネします。
夏野菜も入れて、さっぱり夏のごちそうを楽しんでください。

材料材料 (2人分)

白身魚の刺し身60~70g(鯛、すずき、かんぱちなど)
ゆでだこ80g
きゅうり5cm
ピーマン1/2個
紫玉ねぎ中1/4個
香菜3~4枝
アボカド小1個
★ マリネ液
・ ライム汁大さじ2(またはレモン汁)
・ にんにく小さじ1/4(すりおろし)
・ 塩少々
・ 胡椒少々
オリーブオイル小さじ2(EXV.)
小さじ1/4~1/3
タバスコ適量

1マリネする

たこは斜めにスライスする。白身魚は2~3つに切る。ともにポリ袋に入れ、マリネ液を加えて混ぜ合わせてよくなじませ、刺し身の色が白くなるまで冷蔵庫で冷やしておく(20~30分以上)。

マリネする
ポリ袋を使うと、少量のマリネ液を効率よく全体になじませることができます。ライム(またはレモン)汁と塩でしっかりとしめておくことが、味がぼやけないポイントです。

2野菜の下ごしらえ

きゅうりは縦4等分に切ってから幅5mmに切る。ピーマンは5~7mm四方に切る。玉ねぎはごく薄くスライスして水にさらし、辛味を抜いて水気をしっかり拭く。香菜の葉はざく切り、茎は細かく刻む。アボカドは1.5cm角に切る。

3仕上げ

1を大きめのボウルに汁ごと入れ、2を加え、オリーブオイル、塩を入れてざっくりと和え、タバスコをふって器に盛る。

きゅうりをカットする
タバスコを少量ふるだけで、辛味がアクセントになって味がしまります。

教える人

植松良枝 料理研究家

植松良枝 料理研究家

季節を料理だけでなく、生活にも取り入れながら暮らす料理研究家。大人気の料理教室「日々の飯事」を主宰。母になってからは、日々成長する子供にも季節を映すようになったとか。子育てしていても食に対する想いは増すばかり、と女友達のバックアップを受けながら、親子での台湾「食」の旅を敢行。初夏には、1人メンバーが増えた喜びを噛みしめながら親子3人でバスク地方に出かけ、たくさんの収穫を得て帰国。

構成:中村裕子 写真:野口健志

※この記事は四季dancyu「夏の台所。」に掲載したものです。

四季dancyu「夏の台所。」
四季dancyu「夏の台所。」
A4変型判(120頁)
ISBN:9784833477925
2019年06月13日発売 / 1,100円(税込)
中村 裕子

中村 裕子 (編集者)

沖縄県・石垣島在住。島ではカレー屋のおばちゃん(石垣島「中村屋」オーナー)、東京では料理本の編集者。二足の草鞋を履くこと、早8年。料理名を聞いたら誰もが味を思い浮かべられるような、定番の料理に魅力を感じ、「基本の料理」のページをつくり続けている。手がけた本やページのヘビーユーザーでもあり、友人とのホームパーティメニューには事欠かない。美味しくビールを飲むために、朝夕のウオーキング(犬の散歩)に力を入れている。