香ばしく揚げた柔らかな鶏むね肉と、食感のいいパプリカと新玉ねぎをマリネにしました。料理研究家の上田淳子さんに、家飲みが楽しくなる“夏ごはん”のレシピを習いました。サラダからメインまで、どのレシピも手軽で、冷めてもおいしいのでゆっくり飲みながら楽しんでみてください。
ほんのり甘い味つけで子供にも食べやすいです。揚げた鶏むね肉は冷やしても、ジューシーで柔らか。緑の野菜をプラスするときは、マリネ液に漬け込むと色が変わるので、仕上げのときに一緒に盛りつけましょう。前日につくって冷蔵庫に入れておけば味がぐんと深まりますよ。
鶏むね肉 | 2枚(約450g) |
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塩 | 適量 |
胡椒 | 適量 |
小麦粉 | 適量 |
揚げ油 | 適量 |
新玉ねぎ | 1個 |
赤パプリカ | 1個 |
黄色パプリカ | 1個 |
オリーブ油 | 大さじ1 |
バジルの葉 | 適量 |
★ [マリネ液] | |
・ 酢 | 大さじ3 |
・ レモン汁 | 大さじ1 |
・ 砂糖 | 大さじ3 |
・ 塩 | 大さじ1/2 |
・ 水 | 大さじ4 |
マリネ液の材料をボウルにすべて入れ、よく混ぜ合わせておく。
玉ねぎは皮をむいて、幅1cmのくし形切りにする。へたと種を取ったパプリカは乱切りにする。
フライパンを中火にかけ、熱くなったらオリーブ油をひき、2を入れて軽く火が通るまで炒め、1に漬ける。
鶏肉は、食べやすい大きさにそぎ切りにし、塩小さじ1/2、胡椒少々をすり込み、表面に小麦粉を薄くはたきつける(鶏肉と小麦粉をビニール袋に入れて振るときれいにできて楽!)。
さっと洗ったフライパンを再び中火にかけてオリーブ油を深さ1cm程度注ぎ入れる。熱くなったら4を1分ほどかけてからりと揚げ(一度にたくさん入れずに数枚ずつ、数回に分けて揚げること)、油をきって熱いうちに1に漬け込む。
粗熱がとれて、味がなじんだらOKだが、一晩冷蔵庫におくと味がしみておいしい。器に盛り、仕上げにバジルを散らす。
「家飲み料理は前日に半分くらいつくっておけるレシピが楽ですよ」と料理研究家の上田さん。ご自身もよく家飲みで楽しんでいる家飲み達人!近著に『フレンチベースの小さなおもてなし12か月』『るすめしレシピ』『フランス人は、3つの調理法で野菜を食べる。』など。
文:瀬川慧 写真:神林環
※この記事は四季dancyu「夏の定番。」に掲載したものです。