料理研究家の上田淳子さんに、家飲みが楽しくなる“夏ごはん”のレシピを習いました。サラダからメインまで、どのレシピも手軽で、冷めてもおいしいのでゆっくり飲みながら楽しんでみてください。
色鮮やかな野菜がテーブルにあれば食欲も倍増。ゆで卵、ツナ、アンチョビが南仏の風を運んでくる。たっぷり盛り込んで華やかさアップ。具だくさんのサラダはボリュームも満点です。葉野菜にあらかじめツナを混ぜることで、葉野菜が苦手な子供たちにも喜ばれるサラダに。大人向けなら、オリーブを好みでのせても。
じゃがいも | 2個 |
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ツナ | 小1缶(缶詰) |
ゆで卵 | 2個 |
いんげん | 100g |
赤パプリカ | 1/2個 |
黄パプリカ | 1/2個 |
トマト | 小1~2個 |
葉野菜 | 適量(グリーンカール、サラダ菜、ルッコラなど) |
パセリ | 適量(みじん切り) |
ドレッシング | |
・ 酢 | 大さじ1 |
・ アンチョビ | 1枚(粗く刻んだもの) |
・ マスタード | 小さじ2 |
・ 塩 | 適量 |
・ 胡椒 | 適量 |
・ オリーブ油 | 大さじ2と1/2 |
じゃがいもは皮のままよく洗ってから、1個ずつラップで包み、電子レンジ(600W)に5分ほどかけて火を通す。粗熱がとれたら皮をむき、食べやすい大きさに切っておく。
へたと筋を取ったいんげんは塩を加えた熱湯でゆでて、冷水にとり水気をきって食べやすい長さに切る。ゆで卵は殻をむいて適当な大きさに切る。へたと種を取ったパプリカ、へたを取ったトマトも一口大に切る。葉野菜は水につけてパリッとさせてから食べやすい大きさにちぎり、水気をしっかりきる。
ボウルに2の葉野菜、軽く油をきったツナと塩(分量外)少々を入れざっくり混ぜ、器に盛る。さらに1、2のいんげん、ゆで卵、パプリカ、トマトをのせる。
ボウルにアンチョビ、マスタード、塩、胡椒、酢を入れてよく混ぜ、なじんだらオリーブ油を加えてさらによく混ぜ合わせる。
食べる直前に3にかけ、パセリを散らす。全体をざっくり混ぜると味がなじんでより美味。
「家飲み料理は前日に半分くらいつくっておけるレシピが楽ですよ」と料理研究家の上田さん。ご自身もよく家飲みで楽しんでいる家飲み達人!近著に『フレンチベースの小さなおもてなし12か月』『るすめしレシピ』『フランス人は、3つの調理法で野菜を食べる。』など。
文:瀬川慧 写真:神林環
※この記事は四季dancyu「夏の定番。」に掲載したものです。