ピリッと辛い青唐辛子が、まろやかアボカドディップの心地よいアクセントになる、食べ飽きない味わいです。タルティーヌとは、スライスしたパンに食材をのせたフランス式のオープンサンドだ。人気料理研究家の平野由希子さんが教えてくれたのは、ワインと楽しみたいさまざまなタルティーヌ。ぜひつくってみてください。
クリームチーズとアボカドはシンプルで食べ飽きない、鉄板の組み合わせ。上に散らした青唐辛子や赤玉ねぎがアクセントになり、ついワイングラスに手が伸びる。
バゲットやカンパーニュなど、しっかりめのパンがおすすめ。やわらかなパンはトーストして使用しても。切り方を変えるだけでも印象が変わる。
パン・ド・カンパーニュ | 2~3枚(幅1cmにスライスしたもの) |
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クリームチーズ | 30g |
アボカド | 1個 |
レモン汁 | 小さじ2 |
塩 | 少々 |
胡椒 | 少々 |
赤玉ねぎ | 少々(薄切り) |
青唐辛子 | 少々(小口切り) |
イタリアンパセリ | 適量(粗みじん切り) |
パンにクリームチーズを塗る。
アボカドは種と皮を取り除き、レモン汁、塩、胡椒を加えてつぶし、なめらかになるまで混ぜる。
①の上に②をたっぷりと塗り、赤玉ねぎ、青唐辛子、パセリを散らす。
フレンチをベースに、ワインをはじめとするお酒とのペアリングのレシピを多岐にわたって提案している。日本ソムリエ協会認定ソムリエ。料理教室「cuisine et vin」主宰。「ル・クルーゼ」シリーズなど著書多数。
文:瀬川慧 写真:公文美和
※この記事は技あり!dancyu「パン」に掲載したものです。