燻されたたくあん「いぶりがっこ」を隠し味につかったチャーハン。意外と上品な味わいですが、ウイスキーとあわせると途端に違う顔に!
ハタハタをほぐしながらご飯と合わせて食べれば、思いのほか上品な旨さ。いぶりがっこは主張を控え、旨みの下支えに徹している。ところが……アイラ・モルト(今回はラフロイグ)をロックでぐびりとやった瞬間、強烈なパンチが炸裂した。淑女の静かな微笑みが、一転して妖艶&ワイルドに変わる不思議。こりゃ、たまらん。
玄米ご飯 | 100~150g(茶碗軽めに1杯程度(温かい状態)) |
---|---|
いぶりがっこ | 15g(刻んだもの) |
ハタハタ一夜干し | 1尾 |
にんにくスライス | 2枚 |
赤ピーマン | 3~4切れ(スライス) |
太香胡麻油 | 小さじ2(サラダ油、オリーブ油でも可) |
ハタハタ一夜干しを焼く。
フライパンに太香胡麻油を引き、中火でにんにくを炒める。
香りが立ってきたら、玄米ご飯、いぶりがっこ、赤ピーマンを加えてを混ぜ合わせる。
皿に盛りつけ、1のハタハタをのせる。
シンプル&独創的なおつまみ名人。レシピ本も多数。今回チャーハンに使用したフライパンは、直径16cmの小さめサイズ。
文:山内史子 写真:本野克佳
※この記事は技あり!dancyu「チャーハン」に掲載したものです。