お好きなベリーに酸味を足して和えることで、立派なお酒のおつまみになります。スパークリングワインに落としても、パンとつまんでも美味。“時間がおいしくしてくれるもの”をテーマに活動するオカズデザインの二人は、東京と岡山で二拠点生活をしています。文字どおり「水が合った」という蒜山・中和で暮らすようになって、今まで以上に、手の届く範囲のものを使って料理をするようになったそう。そんな二人の自宅ごはんを習いました。
そのまま食べてもおいしいベリーですが、甘味と酸味を足してあげることでお酒に合う料理として成り立ちます。この日のベリーは、いちごとブラックベリー、安部さん家族が摘んできてくれたフユイチゴを使用。
いちご | 適量 |
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ブラックベリー | 適量 |
木いちご | 適量 |
好みのベリー類 | 適量 |
赤ワインビネガー | 少々 |
粗糖 | 少々 |
ベリー類は洗って、水気をしっかりきる。
ボウルに入れ、粗糖でやさしく和える。器に盛り、赤ワインビネガーを細く回しかける。
あんずやネクタリンなどでもおいしい。
2000年結成。書籍や広告のレシピ制作・器の開発・映画やドラマの料理監修などを手がける。東京都杉並区にて、器と料理の店「カモシカ」をオープン。作家の器の展示、季節の保存食の販売をはじめ、食にまつわる企画を開催している。著書に『二菜弁当』『マリネ』など。映像では映画『食堂かたつむり』、NHK朝の連続テレビ小説『半分、青い。』などの料理指導、監修・制作を担当。
写真:キッチンミノル 文:椙下春子
この記事は四季dancyu「春の食卓。」に掲載したものです。