まだ熟していないアボカドは料理に使えないと思っていませんか?今回はそんな硬いアボカドだからこそ味わえる、新しい美味しさをご紹介します!爽やかなハーブや刺激のあるスパイスと出合うことで、マイルドでクリーミーなアボカドの魅力がアップ。インド・スパイス料理研究家の香取薫さんに、本格的なインド料理のテクニックから和のハーブを使った独創的な料理まで、酒を呼ぶ色鮮やかなスナックのつくり方を教わりました。
せん切りにしたかたいアボカドは新食感。セリの清らかな香りと、やわらかな辛味の韓国唐辛子がきいた重層的な味わいだ。パプリカパウダーと糸唐辛子で赤色を補った鮮やかな一皿。
アボカド | 1個(かたい) |
---|---|
梨 | 1/2個(またはりんご) |
セリ | 1束 |
サラダチキン | 100g(プレーン) |
A | |
・ にんにく | 少々(みじん切り) |
・ 韓国唐辛子 | 小さじ1(粗挽き) |
・ パプリカパウダー | 小さじ1/2 |
・ レモン汁 | 小さじ2 |
・ 胡麻油 | 小さじ1弱 |
・ 塩 | 小さじ1弱 |
・ 砂糖 | ふたつまみ |
松の実 | 適量 |
糸唐辛子 | 適量 |
アボカドは縦半割りにして種を取り、皮をむき、せん切りにする。かたくて種も取れないときは皮をむいて端から細長いせん切りに。梨も皮をむいてせん切りにする。セリは長さ5cmに切る。サラダチキンは繊維に沿って裂く。
大きめのボウルにAを混ぜ合わせ、1を加えて手でさっくりと和える。
器に盛り、松の実、糸唐辛子をトッピングする。
長年インドへ赴き、現地の主婦たちから家庭料理を習得。日本人に合わせたスパイス使いが得意で、料理教室などで本場の技を伝授。伝承医学・アーユルヴェーダにも精通する。『薫るスパイスレシピ』(山と渓谷社)など著書多数。
文:安井洋子 写真:竹之内祐幸
※この記事は「使えるdancyuアボカド」に掲載したものです。