春に食べたい旬の味
酸味と甘味が調和する"豚肉のレモンマリネ焼きオニオンジャム添え"

酸味と甘味が調和する"豚肉のレモンマリネ焼きオニオンジャム添え"

レモンやローズマリーのきいた洋風仕立てのソテーですが、しっかり白米とも合います。春が旬の食材を使った軽やかな料理を、料理研究家の小堀紀代美さんに習いました。

“豚肉のレモンマリネ焼きオニオンジャム添え”のつくり方

レモンとローズマリーの香味をまとった豚肉は、しっとりやわらか。仕上げに加えた醤油の香ばしさでご飯がすすみます。とろり甘酸っぱいオニオンジャムと味に深みのあるマッシュポテトを添えれば、ご馳走感がさらにアップ!

材料材料 (2人分)

豚肩ロース肉2枚(1枚約130g)(とんかつ用)
★ 下味用
・ 塩小さじ1/2弱
・ 砂糖ひとつまみ
・ レモン汁小さじ1/2
・ オリーブオイル小さじ1
・ ローズマリー適量
オリーブオイル大さじ1/2
醤油小さじ1
香菜適量(葉の付いている部分をざく切り)
新玉ねぎ大1個(250g)
A
・ グラニュー糖50g
・ 塩小さじ1/2
・ 黒胡椒小さじ1/4(粒)
ワインビネガー大さじ1(白、赤どちらでも可)
バルサミコ酢大さじ1

1豚肉の筋切りをする

筋は肉と脂の間にあるので、包丁の先で切り込みを入れる。片面5~6カ所ずつ、両面とも筋を切っておく。

豚肉の筋切りをする

2下味をつける

バットに塩の半量をふり、その上に豚肉を置き、上から残りの塩をふる。

下味をつける

3マリネする

さらに砂糖をふり、レモン汁、オリーブオイルをかける。2~3回返して全体になじませる。ローズマリーは葉をはずして上に散らし、枝もとっておく。このまま室温にもどしながら15~30分おく。

マリネする

4オニオンジャムをつくる

玉ねぎは皮をむき、縦半分に切り繊維に沿って薄切りにする。Aとともに鍋に入れてひと混ぜしたら、蓋をして弱火で5~10分加熱する。

オニオンジャムをつくる

5オニオンジャムを煮詰める

玉ねぎがしんなりしたらワインビネガーとバルサミコ酢を加えて混ぜ、弱めの中火で混ぜながら煮る。ほぼ水分がなくなり、照りが出てとろりとなるまで煮詰める。

オニオンジャムを煮詰める

6豚肉を焼く

フライパンにオリーブオイルを入れて強火で熱し、マリネした豚肉を入れる。ローズマリ ーはのせたまま、枝も一緒に入れて焼く。香ばしい焼き色がついたら裏返し、さらに1~2分焼く。

豚肉を焼く

7醤油を加える

醤油を回し入れたら火を止め、そのまま3~4分休ませる。

醤油を加える

8器に盛る

器に盛りつけ、5、香菜を添える。

完成

教える人

小堀紀代美 料理家

小堀紀代美 料理研究家

レストランのマダムからカフェ「LIKE LIKE KITCHEN」の料理担当を経て、現在は同名の料理教室を主宰。予約がとれない人気ぶりながら、本人の気持ちはいまでも『料理勉強家!』なのだそう。楽しくをモットーに、テレビ、雑誌などへのレシピ提供、またYouTube、Instagramなどでも積極的に情報を発信。著書に『ライクライクキッチンの毎日和食』など。

※この記事の内容は「四季dancyu 春のキッチン」に掲載したものです。

文:上島寿子 写真:竹之内裕幸

四季dancyu「春のキッチン」
四季dancyu「春のキッチン」
A4変型判(120頁)
2021年3月13日発売/1100円(税込み)
上島 寿子

上島 寿子 (文筆家)

東京生まれで、アルマーニで有名になってしまった銀座の泰明小学校出身。実家がビフテキ屋だったため、幼少期から食い意地は人一倍。洋酒メーカー、週刊誌の記者を経て、フリーに。dancyuをはじめ雑誌を中心に執筆しています。