春に食べたい旬の味
じんわりだしの旨味がしみ出す"クレソンと新ごぼうのおひたし"

じんわりだしの旨味がしみ出す"クレソンと新ごぼうのおひたし"

春らしいシャキシャキした歯ごたえの中から、だしの旨味がじわりとしみ出す副菜です。春が旬の食材を使った軽やかな料理を、料理研究家の小堀紀代美さんに習いました。

“クレソンと新ごぼうのおひたし”のつくり方

1年中出回るクレソンですが、旬は春。この時季は色鮮やかでやわらかな食感が楽しめます。このクレソンをさっとゆで、やわらかな新ごぼうと合わせたおひたしは、軽快な歯ざわりが心地よく香りも爽やか。春を満喫できる一品です。

材料材料 (2人分)

クレソン2束(100g)
新ごぼう1本(80g)
A
・ だし大さじ4(かつお節と昆布)
・ 醤油小さじ1
・ 塩ひとつまみ
煎り胡麻少々

1クレソンを冷水につける

クレソンはよく洗って冷水につけ、シャキッとするまで水あげをする。水をきり、食べやすい大きさに手で折る。

クレソンを冷水につける
クレソンのような葉物は、火を通す場合でも水あげをしてシ ャキッとさせるのが鉄則。ゆでた後の歯ごたえに違いが出ます。保存するときも先に水あげしておくと鮮度が保てます。

2ごぼうの下ごしらえ

ごぼうはささがきにし、水にさらしてアクを抜いた後、薄めの酢水(材料外)につける。

3だしに浸す

1と2をそれぞれさっとゆでてザルにあげる。粗熱が取れたら水気をよくきり、混ぜておいたAに浸す。

4仕上げ

味がなじんだら器に盛りつけ、煎り胡麻をかける。

完成

教える人

小堀紀代美 料理家

小堀紀代美 料理研究家

レストランのマダムからカフェ「LIKE LIKE KITCHEN」の料理担当を経て、現在は同名の料理教室を主宰。予約がとれない人気ぶりながら、本人の気持ちはいまでも『料理勉強家!』なのだそう。楽しくをモットーに、テレビ、雑誌などへのレシピ提供、またYouTube、Instagramなどでも積極的に情報を発信。著書に『ライクライクキッチンの毎日和食』など。

※この記事の内容は「四季dancyu 春のキッチン」に掲載したものです。

文:上島寿子 写真:竹之内裕幸

四季dancyu「春のキッチン」
四季dancyu「春のキッチン」
A4変型判(120頁)
2021年3月13日発売/1100円(税込み)
上島 寿子

上島 寿子 (文筆家)

東京生まれで、アルマーニで有名になってしまった銀座の泰明小学校出身。実家がビフテキ屋だったため、幼少期から食い意地は人一倍。洋酒メーカー、週刊誌の記者を経て、フリーに。dancyuをはじめ雑誌を中心に執筆しています。