「ペタンク」のワインに合うアボカドつまみ
甘じょっぱさがワインを呼ぶ"アボカドのバターソテー"

甘じょっぱさがワインを呼ぶ"アボカドのバターソテー"

森のバターと言われるほど油分が高いアボカドですが、それをさらにバターで焼くという、禁断の一皿。その甘じょっぱい味わいとまろやかなコクがワインに合います。浅草の観音裏にあるマイクロビストロ、「ペタンク」の山田シェフにワインに合うアボカド料理をリクエスト。ぜひおいしくワインを飲みたい日につくってみてください。

“アボカドのバターソテー”のつくり方

ありそうでなかなかなかった、アボカドのソテー。森のバターをバターで焼くという禁断の一手に添えるのは、カリカリのナッツとメープルシロップ。食べると意外やさっぱりとしていて、甘じょっぱさにワインがすすむこと請け合い。

材料材料 (2人分)

アボカド1個
ミックスナッツ50g(素焼きのもの)
メープルシロップ適量
バター15g(食塩不使用)
植物油大さじ1(ひまわり油など)
適量
胡椒適量

1下処理

ミックスナッツは粗く砕き、軽く塩をふっておく。塩味がついているものを使う場合はそのままでよい。アボカドは種と皮を取り除いて4つ割りにする。

2焼く

フライパンに植物油を入れて弱めの中火にかけ、アボカドを焼く。断面と側面を順に焼き、全体に焼き色がついたらバターを入れてしっかりとからめる。仕上げに塩、胡椒をふって器に盛る。香ばしくなったバターも残さずアボカドにかける。

焼く
まずは全体をこんがりと焼いてからバターを投入。からめるようにソテーする。菜箸などでアボカドを触りすぎるとくずれてしまうので注意しよう。

3仕上げ

アボカドの上にミックスナッツを散らし、メープルシロップを回しかける。

完成

教える人

山田武志 マイクロビストロ「ペタンク」シェフ

山田武志 マイクロビストロ「ペタンク」シェフ

フレンチのテクニックをベースに、アジアの食材や調味料などを組み合わせた、ひとひねりあるひと皿が山田さんの真骨頂。ナチュラルワインとともに味わいたい。

店舗情報店舗情報

ペタンク
  • 【住所】東京都台東区浅草3‐23‐3
  • 【電話番号】03‐6886‐9488
  • 【営業時間】17:00~24:00(閉店) 土日祝日は 15:00~22:00(閉店)
  • 【定休日】不定休
  • 【アクセス】つくばEX「浅草駅」より6分

文:鹿野真砂美 写真:山田 薫

※この記事は「使えるdancyuアボカド」に掲載したものです。

使えるdancyuアボカド
使えるdancyuアボカド
A4変型 判( 88 頁)
ISBN: 9784833479349
2020年11月16日発売 / 880円(税込)