人気日本料理店「鈴なり」の村田明彦さんに教わる、簡単おいしい卵レシピです。米一粒一粒まで味がしみたご飯の卵焼きは、主食にも、おかずにも、おやつにもなる!身近で栄養豊富な卵を、希少成分セサミンを含む「純正ごま油 濃口」で焼き上げます。
焼き上がりは、きつね色で見た目も綺麗、丸くて大きな卵焼き。しかも、一口サイズに切ることで食べやすく、主食にも、おかずにも、おやつにもなる!
村田さんの“明太卵まぜご飯のねぎ焼き”は、まるでおいしい卵炒飯をお好み焼きのように、フライパンで焼き上げた一品。頬張れば、米一粒一粒まで深いコクがしみ込んでいて、「純正ごま油 濃口」の豊かな香りが食欲をそそります。
基本的に、卵とごま油は相性がいいんですよ。特に「純正ごま油 濃口」は味も香りも濃厚なので、風味が残ってほしいところにちゃんと残ってくれる。この料理のように、ごま油が調味料として味の一部になる料理にはお薦めです。
つくり方は混ぜて焼くだけと、超簡単。卵とご飯に合わせる具も、今回は明太子、万能ねぎ、海苔、チーズを入れましたが、ねぎと海苔だけでも十分旨いですし、ふりかけ、鮭フレーク、野沢菜、ちりめんじゃこ、梅干しとチーズなんかもいけます
簡単コツ要らずで、具の組み合わせはほぼ無限大!しかも、冷やご飯がおいしく変身するのもうれしい一品。お薦めです。
卵 | 3個 |
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白いご飯 | 2膳分(冷やご飯) |
万能ねぎ | 5~6本 |
明太子 | 1本 |
焼き海苔 | 1/4枚 |
スライスチーズ | 2枚 |
醤油 | 小さじ2 |
「純正ごま油 濃口」 | 大さじ2と1/2 |
万能ねぎ5~6本は、小口切りにする。1本を適当な長さに切り揃え、束にして小口切りにすると手早くできる。
明太子1本は薄皮を取り、ほぐす。やり方は、まず明太子の縦に1本切り目を入れ、薄皮の端を押さえて菜箸などを横に滑らせるようにすると簡単にできる。
ボウルに卵3個を割り入れ、1と2、白いご飯(冷やご飯)2膳分、ちぎった焼き海苔1/4枚、ちぎったスライスチーズ2枚、醤油小さじ2を加え、菜箸などでよく混ぜ合わせる。
フライパンに「純正ごま油 濃口」大さじ2と1/2を入れて中火にかけ、3を入れる。
縁をヘラで整えながら、ときどきフライパンを揺すったり、軽く左右に回すようにしながらじっくり焼く。焼き時間の目安は、約6分30秒。
5を裏返す。卵焼きはまだ柔らかいので、裏返すときは5を一度、大きめの皿に滑らせるようにして取り出し、フライパンを被せてひっくり返すと簡単にできる。
さらにフライパンを軽く揺すりながら、1~2分焼いたら完成。まな板や器に取り出す。
焼き上がりは、まるでスペイン風オムレツのように丸くて大きな卵焼き。好みで、食べやすく切る。
東京・荒木町にある人気日本料理店「鈴なり」店主。東京・深川生まれ。高校時代、祖父が営むふぐ割烹でのアルバイトを通じて料理に目覚める。日本料理の老舗「なだ万」で13年間、盛りつけ、焼き場、煮方、板場のすべてで活躍後、2005年に「鈴なり」開店。日本料理の本筋を踏まえた、創造性豊かな料理が評判となる。家庭でもつくりやすいレシピづくりも得意。
写真:松島 均