和食店で味わうトマトすき焼きの美味を、身近な肉じゃがに。東京・渋谷の人気居酒屋「高太郎」で教わる“トマト肉じゃが”です。リコピン豊富なトマトに牛肉のコク、じゃがいものほくほく……。 おいしさの決め手は、コクと香りが豊かな「純正ごま油 濃口」の二段活用。希少成分のセサミンを含んだごま油でつくる、からだ想いの絶品!レシピです。
林さんの料理はとてもシンプル。でも素材の風味が鮮やかで、格段においしい!その秘密と、今回の“トマト肉じゃが”のポイントをうかがうと……。
主役の食材を決めたらあれもこれも詰め込まず、調味料も必要なものを必要なだけ使うこと。そして、丁寧なひと手間をかけることです。
今回の主役はトマト、牛肉、じゃがいも。それを生かす醤油の甘辛味を、さらにレベルアップさせるのが「純正ごま油 濃口」の二段活用です。
最初に「純正ごま油 濃口」で食材を炒めるのは、コクをプラスする意味。また、じゃがいもは炒めることで周りがコーティングされ、煮くずれしにくく、ほくほくに仕上がります。仕上げの「純正ごま油 濃口」は香り。コクと香りが豊かな「純正ごま油 濃口」ならではのレシピですね。
「油は調味料の一つ。質のいい油を使うと、料理がおいしくなりますよ」とも話す林さんの“トマト肉じゃが”は、白いご飯にぴったり!一日置くと味がしみて、また違ったおいしさを楽しめます。
牛こま切れ肉 | 300g |
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じゃがいも | 2個(約300g) |
玉ねぎ | 1個(約180g) |
トマト | 中1個+小4個(計約300g) |
さやいんげん | 9本(約25g) |
「純正ごま油 濃口」 | 大さじ5 |
A 合わせだし | |
・ だし | 720mL |
・ 醤油 | 90mL |
・ 味醂 | 90mL |
・ 砂糖 | 10g |
じゃがいも2個は皮をむき、大きめの一口大に切る。玉ねぎ1個は、8等分のくし形に切る。牛こま切れ肉300gは、ざっくりと包丁を入れる。いずれもサイズ感を合わせて大きめに切ることで、仕上がったときに見映えの良さと食べごたえが増す。
さやいんげん9本は、両端を切り落とし(筋が気になる場合は取り除く)、熱湯で2分ほど下ゆでをして氷水に取る。トマトは、ヘタをくりぬいて尻部分に十文字の切り込みを入れ、同じ湯で30秒ほど湯がいて氷水に取り、皮をむく。その後、さやいんげんは3等分に切り、トマト中1個は大きめの乱切りにしておく。
鍋に「純正ごま油 濃口」大さじ2を熱し、1のじゃがいもを中強火で2分炒める。ここで、じゃがいもにしっかりと油を回しながら炒めることが、ほくほくとした仕上がりを生む大切なポイント。
3にAの合わせだし(だし720ml、醤油90ml、味醂90ml、砂糖10g)を加え、中火で15分煮る。ちなみに、今回は昆布と鰹のだしを使ったが、家庭では顆粒や液体だしを使ってもいい。
鍋でじゃがいもを煮ている間に、フライパンに「純正ごま油 濃口」大さじ2を熱し、1の玉ねぎを炒める。玉ねぎに透明感が出て、適度に焼き色がついたら、1の牛肉を加えて炒め合わせる。
4のじゃがいもの様子をみて、竹串がすっと通るくらいになったら、5のフライパンで炒めた玉ねぎと牛肉、2で乱切りにしたトマト中1個を加えて落とし蓋をし、弱火で7~8分煮る。ここで入れるトマトは味出しの意味なので、煮溶けてもいい。
6に、残しておいた2のトマト小4個、さやいんげんを加えてさっと混ぜ合わせ、仕上げに「純正ごま油 濃口」大さじ1を回しかける。
東京・渋谷にある予約の取れない人気居酒屋「高太郎」店主。香川県出身。大学(経済学部)卒業後、池尻大橋「KAN」での経験を経て独立。シンプルでつくりやすい、おいしいレシピづくりの達人。
高太郎
【住所】東京都渋谷区桜丘町28‐2
【電話番号】03‐5428‐5705
【営業時間】火~金:16時~23時、土日祝:14時~22時
【定休日】月曜日、第一火曜日
※お店のデータは通常営業時のものです。時節柄、変更されている可能性があります。お出かけ前にご確認ください。
写真:牧田 健太郎