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鶏を丸ごと一羽使った本格的な"参鶏湯"!|冬に嬉しい土鍋使いのススメ⑤

鶏を丸ごと一羽使った本格的な"参鶏湯"!|冬に嬉しい土鍋使いのススメ⑤

難しそうに見える参鶏湯ですが、鶏さえ手に入れば、具材を詰めて煮込むだけ!骨ごと煮るのでよくだしがでて、調味料を控えることができますよ。土鍋を鍋物だけに使っていませんか?土鍋は、コトコト煮込んだり、具だくさんスープをつくったり、ふっくら炊き込みご飯を炊いたり、蒸気を使って蒸し煮も楽しめます。土鍋の可能性がどんどん広がるレシピ、ご紹介します。

参鶏湯のつくり方

参鶏湯は韓国の代表的なスープ料理。鶏丸ごと1羽でつくるのが本場流。ダイナミック料理も土鍋にお任せください。お腹に詰めた米が旨味をたっぷり含んだおかゆになって美味。

材料材料 (4~6人分)

1羽(1.2kg)
もち米1/2~2/3カップ
にんにく3片
生姜1片
ナツメ4個
赤唐辛子2本
4~5カップ
1/3カップ
小さじ1
胡椒少々
せり100g
材料
参鶏湯には欠かせないナツメ。中国や韓国では古くから生薬としてよく食べられています。にんにく、生姜、赤唐辛子と、参鶏湯は食べて元気になる薬膳料理の代表的なスープです。

1下準備

鶏は腹の中をよく洗って水気を拭く。もち米は洗い、ザルにあげて水気をきる。生姜は皮をむいて薄切りにする。

2鶏に詰め物をする

もち米ににんにく1片、ナツメ1個を混ぜ、鶏の腹の中に詰める。

鶏に詰め物をする

3つまようじとたこ糸で留める

土鍋に鶏肉、だし汁または水を入れて中火にかけ、煮立ってきたら火を弱めてアクを取り、酒を入れて蓋をして、弱火で8分ほど煮る。

つまようじとたこ糸で留める
つまようじとたこ糸で留める

4火にかける

土鍋に鶏を入れて残りのにんにくとナツメ、生姜、赤唐辛子を入れ、水を注いで強めの中火にかける。

火にかける

5煮込む

煮立ってきたら火をやや弱めてアクを取り、酒をふり、塩、胡椒をふり入れる。蓋をして弱火で40~50分煮、長さ5cmに切ったせりを加えてひと煮する。

煮込む
鶏をほぐして中の具材と一緒に食べましょう!

教える人

大庭英子 料理研究家

大庭英子 料理研究家

「特別な材料や調味料を使わずにつくれる料理」を数多く提案している。長年の経験と知恵から、余分な手間をそぎ落としてつくるシンプルな料理は、「おいしい」と絶大なる定評がある。キッチンにはどこででも買うことのできるポピュラーな調味料が並ぶ。分量や入れるタイミングなど、ちょっとしたコツで、誰もが幸せになれる料理がつくれる、ということを自ら実証中。

文:中村裕子 写真:原ヒデトシ

※この記事は四季dancyu「冬の台所。」に掲載したものです。

四季dancyu「冬の台所。」
四季dancyu「冬の台所。」
四季dancyu 冬の台所。
A4変型 判( 120 頁)
2019年12月12日発売 / 1,100円(税込)
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中村 裕子

中村 裕子 (編集者)

沖縄県・石垣島在住。島ではカレー屋のおばちゃん(石垣島「中村屋」オーナー)、東京では料理本の編集者。二足の草鞋を履くこと、早8年。料理名を聞いたら誰もが味を思い浮かべられるような、定番の料理に魅力を感じ、「基本の料理」のページをつくり続けている。手がけた本やページのヘビーユーザーでもあり、友人とのホームパーティメニューには事欠かない。美味しくビールを飲むために、朝夕のウオーキング(犬の散歩)に力を入れている。