冬の新定番料理
シャクシャク食感が美味しい台湾風"切り干し大根の卵焼き"

シャクシャク食感が美味しい台湾風"切り干し大根の卵焼き"

乾物は保存が利くので、家にあるとさまざまな料理に使うことができ、便利な食材です。今回は、切り干し大根を使った、台湾の定番惣菜をご紹介します!

切り干し大根の卵焼きのつくり方

材料材料 (直径20cmのフライパン1つ分)

切り干し大根50g
溶き卵6個分
にんにく1片分(つぶしたもの)
サラダ油または胡麻油大さじ1
醤油大さじ2
青ねぎ適量(小口切り)

1下準備

切り干し大根は水でもみほぐしてからたっぷりの水に10分程度浸してもどす。長ければ食べやすい長さにキッチンばさみで切る。

2炒める

フライパンににんにくとサラダ油または胡麻油を入れて火にかけ、にんにくがほんのり色づいてきたら切り干し大根を入れて炒める。油が全体に回って香ばしい香りがしてくるまで2~3分炒め、醤油を回し入れる。

3卵を加える

強火にして溶き卵を加え、ヘラで全体を手早く混ぜて平らに広げ、ごく弱火にして蓋をし、表面の卵が固まってくるまで4~5分焼く。

4仕上げ

裏返してさらに2分ほど焼き、まな板に取り出して放射状に8等分に切り分け、器に盛って青ねぎを散らす。

完成

教える人

植松良枝 料理研究家

植松良枝 料理研究家

季節の移ろいを素早くキャッチし、日々の生活に取り入れている。人気の料理教室「日々の飯ままごと事」主催。集う生徒さんたちに、料理に加えて季節の取り入れ方を自然体で披露し、人気を集めている。自らの生活を撮った写真とともに書きためたエッセイ『春夏秋冬ふだんのもてなし』(KADOKAWA刊)を、秋に出版。

文:中村裕子 写真:野口健志

※この記事は四季dancyu「冬の台所。」に掲載したものです。

四季dancyu「冬の台所。」
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四季dancyu 冬の台所。
A4変型 判( 120 頁)
2019年12月12日発売 / 1,100円(税込)
中村 裕子

中村 裕子 (編集者)

沖縄県・石垣島在住。島ではカレー屋のおばちゃん(石垣島「中村屋」オーナー)、東京では料理本の編集者。二足の草鞋を履くこと、早8年。料理名を聞いたら誰もが味を思い浮かべられるような、定番の料理に魅力を感じ、「基本の料理」のページをつくり続けている。手がけた本やページのヘビーユーザーでもあり、友人とのホームパーティメニューには事欠かない。美味しくビールを飲むために、朝夕のウオーキング(犬の散歩)に力を入れている。