白身魚の昆布じめをトマトと柑橘果汁のフルーティな酸味でまとめました。季節ごとに魚と柑橘の種類を替えれば季節感あふれるカルパッチョに。きっとあなたのお家の新たな定番になる、冬に美味しくなる野菜を使ったレシピです。
鯛 | 1サク(刺し身用) |
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塩 | 適量 |
昆布 | 2枚(7~8×20cm) |
カラフルミニトマト | 適量 |
柑橘類の搾り汁 | 適量 |
オリーブオイル | 適量 |
鯛の重量の2%の塩を全体にまんべんなくふり、ザルにのせ、冷蔵庫に1時間ほどおく。昆布はさっと水をかけ、20~30分以上おいてやわらかくふやかしておく。
鯛の表面ににじみ出てきた水分をキッチンペーパーで拭き、昆布の上にのせ、もう1枚の昆布で挟んでラップでぴっちりと包み、冷蔵庫で一晩おく。
鯛を昆布から取り出し、好みの厚さのそぎ切りにし、皿に広げて盛る。
カラフルミニトマトはへたを取り、2~4等分に切って散らし、オリーブオイルを回しかけ、好みの柑橘を搾る。
季節の移ろいを素早くキャッチし、日々の生活に取り入れている。人気の料理教室「日々の飯ままごと事」主催。集う生徒さんたちに、料理に加えて季節の取り入れ方を自然体で披露し、人気を集めている。自らの生活を撮った写真とともに書きためたエッセイ『春夏秋冬ふだんのもてなし』(KADOKAWA刊)を、秋に出版。
文:中村裕子 写真:野口健志
※この記事は四季dancyu「冬の台所。」に掲載したものです。