ライ麦パンなどハード系のパンにベシャメルソースで和えたきのこをサンド。上にはパセリバターを塗って香ばしく焼き上げた、ワインを呼ぶ大人の味わい。人気料理研究家のサルボ恭子さんに、ベシャメルソースを使ったおいしいレシピを習いました。
ライ麦パン | 4枚(厚さ1cm) |
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マッシュルーム | 1パック(7個) |
バター | 10g(食塩不使用) |
玉ねぎ | 大さじ2(みじん切り) |
塩 | ふたつまみ |
胡椒 | 適量 |
ベシャメルソース | 50g |
★ パセリバター | |
バター | 20g(食塩不使用) |
パセリ | 2本分(みじん切り) |
にんにく | 1/4かけ分(みじん切り) |
塩 | 小さじ1/6 |
※オーブンは220℃に予熱しておいてから使います。
※オーブンを使用しましたが、オーブントースターでもつくれます。その場合は、中心まで熱くなり、こんがりと焼き色がつくまで焼きます。
パセリバター用のバターを室温においてやわらかくし、そこにほかの材料をすべて加えてよく混ぜ合わせておく。
マッシュルームは石突きを切り落とし、縦3mm幅に切る。鍋にバターを入れて弱めの中火にかけ、玉ねぎ、マッシュルームの順に加えて炒める。塩、胡椒をし、ベシャメルソースを加えて和える。
パン2枚の上に2を均等にのせて、広げる。
残り2枚にはパセリバターをそれぞれにぬって、それを3の上に重ねる。
オーブンシートを敷いた天板にのせ、220℃のオーブンで5~6分、おいしそうな焼き色がつくまで焼く。
老舗旅館の長女として生まれ、料理家の叔母に師事したのち渡仏、ル・コルドンブルー・パリ、リッツ等の料理学校を経て「オテル・ド・クリオン」調理場へ。当時2つ星のメインダイニングのキッチンとパティスリーに勤務。帰国後、料理研究家のアシスタントを経て独立。フレンチの手法を取り入れた家庭料理に定評がある。雑誌やテレビなどへのレシピ提供のほか、料理のプロとして生地の開発から参画したオリジナルエプロン「NOTRE TABLIER」のプロデュースなど精力的に活躍。
文:松原京子 写真:木村 拓
※この記事の内容は、四季dancyu「冬のキッチン」に掲載したものです。