肉と野菜を炒めるときは、肉をゴロッと大きめに切りそろえることで、食べごたえが抜群のおかずになります。いまが旬のかぶは、火を入れることでシャクっとした食感で、ほんのり甘く美味!マスタードの酸味も効いているので、白ワインと合わせるのもお薦めです!
鶏むね肉 | 1枚(250g) |
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かぶ | 2個 |
オリーブオイル | 大さじ2 |
塩 | 小さじ1/2 |
胡椒 | 少々 |
粒マスタード | 大さじ1 |
生クリーム | 大さじ2 |
鶏むね肉は縦半分に切り、厚さ8mmの一口大のそぎ切りにする。かぶは茎を2cmほど残して葉を切り、皮をむいて縦半分に切り、さらに縦4等分のくし形に切る。葉は長さ3cmに切る。
フライパンにオリーブオイル大さじ1を熱し、かぶを入れて中火で焼き目がつくように炒め、最後にかぶの葉を加えてさっと炒め、取り出す。
フライパンをキッチンペーパーで拭き、オリーブオイル大さじ1を足して中火で熱し、鶏肉を入れる。
全体を混ぜながら炒め、表面の色が変わったら、②を戻し入れて炒め合わせ、塩、胡椒をふり入れ、粒マスタードを加えて炒め、最後に生クリームを加えて混ぜる。
身近な食材を使い、特別な調味料を使うことなくつくる料理は、圧倒的においしいと定評がある。和洋中を問わず、多くのカテゴリーのメニューを提案。その斬新なアイデアには目をみはるものがある。「炒め物のコツは準備を万全にしておくこと」と断言。さまざまな食材を一気に炒め上げる姿は小気味よくて壮観だ。回数を重ねるにつれて、炒め合わせていくタイミングや調味の加減などが自然と身についてくるとも。日々のおかずづくりに大いに役立つ炒め物をぜひマスターして欲しいとエールを送る。
文:中村裕子 写真:原ヒデトシ
※この記事は手ほどき dancyu「基本の炒」に掲載したものです。