秋の食材が出そろったこの季節。旬の素材をつかったレシピを料理家の植松良枝さんに習いました。ぜひ、秋の味わいを堪能してください!
じゃがいも | 3~4個(500g) |
---|---|
コンビーフ | 150g |
紫玉ねぎ | 100g(または玉ねぎ) |
揚げ油 | 適量 |
酢 | 小さじ2 |
フレンチマスタード | 小さじ1(または粒マスタード) |
塩 | 小さじ1/3~1/2 |
パセリ | 大さじ2(みじん切り) |
じゃがいもは皮をむき、縦半分に切ってからそれぞれ幅1cmに切り、10分以上水にさらして水気を拭く。紫玉ねぎは繊維に沿って薄くスライスし、水に5分ほどさらして水気を拭く。
揚げ油をフライパンの高さの半分くらいまで入れて火にかけ、まだぬるいうちにじゃがいもを入れ、香ばしい揚げ色がつくまでゆっくり揚げる。
ボウルにコンビーフを入れ、よくほぐす。
揚げたてのじゃがいもを加え、木ベラやフォークなどで混ぜる。途中、酢とマスタードを加えて全体になじませる。
玉ねぎも加え、塩で調味する。最後にパセリを加えて混ぜ合わせる。
四季の移ろいに敏感で、食べ物を通して季節が巡る楽しさを伝える料理研究家。古人が積み重ねてきた理にかなった体へのいたわりを、改めて実感することが多いという。この春、母となり、祖母から母へ、母から自分へ、そして子へ。日本が培った素晴らしい食文化を次世代にも伝えていきたいと、パワフルに活動を開始している。
文:中村裕子 写真:野口健志 スタイリング:肱岡香子
※この記事の内容はdancyuムック 「四季dancyu秋の台所」に掲載したものです。