「リストランテ アクアパッツァ」日高シェフの“缶詰”パスタ
香ばしさとコクがたまらない"カリカリコンビーフとカラフル野菜のパスタ"

香ばしさとコクがたまらない"カリカリコンビーフとカラフル野菜のパスタ"

コンビーフの香ばしさが食欲をそそり、たっぷりの野菜が食べられる元気になるパスタです。絶賛発売中の「技ありdancyu 缶詰」では、プロならではの缶詰使いをご紹介しています。今回は、イタリアンの名店「アクアパッツァ」の日髙シェフのパスタのレシピをご紹介します。

カリカリコンビーフとカラフル野菜のパスタのつくり方

材料材料 (2人分)

コンビーフ缶1缶(80g入り)
ショートパスタ120g(カサレッチアなど)
ショートパスタをゆでる塩大さじ1強
★ 野菜炒め
・ 玉ねぎ1/4個
・ パプリカ1/4個(赤)
・ ズッキーニ1/2本
・ なす1個
・ オリーブオイル大さじ1
エキストラバージンオリーブオイル大さじ1
パルミジャーノチーズ適量(すりおろし)

1パスタをゆでる

塩を加えたたっぷりの湯でショートパスタをゆで始める。

2野菜炒めをつくる

玉ねぎ、パプリカは1cm四方に、ズッキーニ、なすは1cm角に切る。フライパンにオリーブオイルを熱して野菜を入れて炒め、いったん取り出す。

3コンビーフを加える

続けてコンビーフを入れて弱めの中火にかけ、木ベラでつぶしながらカリカリになるまで火を通し、野菜を戻す。

コンビーフを加える
コンビーフはフライパンに広げ、木ベラで軽く押さえつけながらカリカリになるまで火を通す。

4仕上げ

表示時間どおりにゆでたショートパスタをザルにあけてゆで汁をきり、3に加えて全体に混ぜる。ゆで汁を少量加えて混ぜ、エキストラバージンオリーブオイル、パルミジャーノチーズを入れて全体を混ぜ、器に盛る。

完成
玉ねぎをベースにパプリカ、ズッキーニ、なすを炒めて火を通す。仕上げにパルミジャーノチーズを全体にからめる。彩りもよい元気パスタの完成だ。野菜はシンプルに1種類でも。

教える人

日髙良実 「リストランテ アクアパッツァ」オーナーシェフ

日髙良実 「リストランテ アクアパッツァ」オーナーシェフ

神戸生まれ。日本で修業後、渡伊。北部イタリアから南イタリアまで14軒もの店で研鑽を積む。帰国後、イタリア料理店のシェフを経て、1990年、東京・西麻布に「リストランテ アクアパッツァ」をオープン。2018年、南青山に移転し、現在に至る。日本各地から厳選した素材の持ち味を生かしたナチュラルなイタリア料理は斬新で、多くのファンを魅了し続けている。2020年の夏から、自らの動画配信サイトを立ち上げ、新しいチャレンジをスタート。

文と構成:中村裕子 写真:鈴木泰介

※この記事の内容はdancyuムック 「技あり!dancyu 缶詰」に掲載したものです。

技あり!dancyu 缶詰
技あり!dancyu 缶詰
A4変型 判( 112 頁)
2020年10月13日発売 / 880円(税込
中村 裕子

中村 裕子 (編集者)

沖縄県・石垣島在住。島ではカレー屋のおばちゃん(石垣島「中村屋」オーナー)、東京では料理本の編集者。二足の草鞋を履くこと、早8年。料理名を聞いたら誰もが味を思い浮かべられるような、定番の料理に魅力を感じ、「基本の料理」のページをつくり続けている。手がけた本やページのヘビーユーザーでもあり、友人とのホームパーティメニューには事欠かない。美味しくビールを飲むために、朝夕のウオーキング(犬の散歩)に力を入れている。