揚げ物の基本が分かるフライレシピ
ビールが止まらない!タコから

ビールが止まらない!タコから

衣に味をつけて揚げるだけで、ビールにぴったりのおつまみができますよ。揚げたての揚げ物は最高です!だからこそ、家で揚げ物をつくってみませんか?油の量や温度、揚げ上がりのサインなど、いくつかのポイントをクリアして絶品揚げ物を楽しみましょう!

ビール、ハイボールが待ち遠しい「揚げつま」

喉ごしのいいビールに、サクッと「揚げつま」。
スカッと爽やかなハイボールに、からりと「揚げつま」。
飲むために揚げるか、揚げたから飲むか。
フライやから揚げ、揚げたつまみに、飲兵衛の魂は大きく揺さぶられる。
今晩もいい気分。

タコからのつくり方

材料材料 (2~3人分)

ゆでダコ250g(足)
ししとう4本
★ 衣
・ 小麦粉大さじ3
・ ナツメグ少々
・ カイエンペッパー小さじ1/4
・ 塩少々
揚げ油少々
レモン1切れ(いちょう切り)

1下ごしらえ

タコは皮に縦に浅い切り込みを入れてから、ひと口大の乱切りにする。

下ごしらえ

2衣をつける

ボウルに衣の材料を入れて混ぜる。タコの水気をキッチンペーパーで押さえながら拭き、ボウルに入れてまぶす。

衣をつける
衣をつける

3揚げる

揚げ油を高めの中温に熱し、タコの余分の粉を落としながら1/2量入れて30~40秒、カリッと揚げて取り出し、残りも同様に揚げる。ししとうは包丁の先で縦に1本切り込みを入れ、揚げ油に入れて10秒ほど揚げて取り出す。器にタコ、ししとうを盛ってレモンを添える。

揚げる
揚げる
味つけした衣でタコをコーティング。旨い!ビールがすすみます。油がはねないよう、タコの表面に浅く切り目を入れるのがポイントです!

教える人

大庭英子 料理研究家

大庭英子 料理研究家

シンプルながら失敗なくつくれるレシピに定評がある料理研究家。特別な素材、調味料は使わず、余分な手間はそぎ落とした“引き算の料理”が身上。

文:中村裕子 写真:原ヒデトシ

手ほどき!dancyu 基本の揚
手ほどき!dancyu 基本の揚
A4変型判(96頁)
2020年8月31日発売/700円(税抜き)
中村 裕子

中村 裕子 (編集者)

沖縄県・石垣島在住。島ではカレー屋のおばちゃん(石垣島「中村屋」オーナー)、東京では料理本の編集者。二足の草鞋を履くこと、早8年。料理名を聞いたら誰もが味を思い浮かべられるような、定番の料理に魅力を感じ、「基本の料理」のページをつくり続けている。手がけた本やページのヘビーユーザーでもあり、友人とのホームパーティメニューには事欠かない。美味しくビールを飲むために、朝夕のウオーキング(犬の散歩)に力を入れている。