“お酢”パワーでもっと美味しく
ハーブが香る爽やかなサバのビネガーマリネ焼き

ハーブが香る爽やかなサバのビネガーマリネ焼き

青魚に相性抜群のハーブ“タイム”をマリネ液に忍ばせて、爽やかなサバを楽しみましょう!ピリッと力強い香りのタイムとお酢の力で、白ワインにぴったりなメインが出来上がります。フリーザーバッグに入れてしっかり空気を抜けば、マリネした状態で2日ほど冷蔵保存が可能、冷凍ならば1カ月ほど保存可能で、つくり置きにも最適なレシピです!

漬けて焼くだけ!しっとり、柔らか!

酢をベースに、オイル、スパイス、ハーブetc.
組み合わせ自由なマリネ液に肉や魚を漬け込みます。
あとは焼くだけ。
最小限の手間と、そして時間がつくり
出す食べごたえのあるご馳走の完成です。
酢の力で、肉は脂さっぱりやわらかく、魚はくさみなく身くずれせずに仕上がります。
もちろん、酢のもつふくよかな酸味で味わいは深まります。
新定番、ビネガーマリネ焼きで食べる幸せを実感してください。

サバのビネガーマリネ焼きのつくり方

材料材料 (2人分)

サバ1枚(三枚おろし(200g))
★ サバの下味用
・ 塩小さじ1/2
・ 胡椒少々
★ マリネ液
・ 玉ねぎ小1/4個
・ にんにく1/2片
・ タイム少々
・ ローリエ1枚
・ パセリ大さじ2(みじん切り)
・ 酢大さじ3
・ オリーブオイル大さじ2
★ つけ合わせ
・ 新じゃがいも小4個
・ グリーンアスパラガス3本
・ オリーブオイル大さじ1
・ 塩少々

1サバの下ごしらえ

サバは長さを半分に切り、皮目に浅く切り込みを入れる。両面に塩、胡椒をふって下味をつける。

サバの下ごしらえ
サバの下ごしらえ

2漬ける

マリネ液の準備をする。玉ねぎ、にんにくはともに薄切りにする。タイムは適当な長さにちぎり、ローリエは手で裂く。バットにサバを並べた上にのせパセリをふる。酢、オリーブオイルをふる。手で混ぜ、 30分ほどおいてマリネする。

漬ける

3焼く

グリルを熱してサバを並べて中火で8分ほど焼く。

4つけ合わせをつくる

新じゃがいもは皮のまま洗い、耐熱の皿にのせ、ラップをふんわりとかけ、600Wの電子レンジで3分ほど加熱して半分に切る。アスパラガスは切り口を5mmほど切り落として根元から1/2のところまでピーラーで皮をむき、長さを半分に切る。フライパンにオリーブオイルを熱してアスパラ、じゃがいもを入れ、強めの中火で両面を色よく焼き、塩をふる。

5仕上げる

器にサバを盛り、じゃがいも、アスパラを添える。

仕上げる
タイムは殺菌効果もある個性的な香りのハーブ。青魚はもちろん、肉料理にもよく合います。

教える人

大庭英子 料理研究家

シンプルながら失敗なくつくれるレシピに定評がある料理研究家。特別な素材、調味料は使わず、余分な手間はそぎ落とした“引き算の料理”が身上。

文:中村裕子 写真:原ヒデトシ

技あり!dancyu お酢
技あり!dancyu お酢
A4変型判(104頁)
ISBN:9784833477895
2019年05月28日発売 /864円(税込)
中村 裕子

中村 裕子 (編集者)

沖縄県・石垣島在住。島ではカレー屋のおばちゃん(石垣島「中村屋」オーナー)、東京では料理本の編集者。二足の草鞋を履くこと、早8年。料理名を聞いたら誰もが味を思い浮かべられるような、定番の料理に魅力を感じ、「基本の料理」のページをつくり続けている。手がけた本やページのヘビーユーザーでもあり、友人とのホームパーティメニューには事欠かない。美味しくビールを飲むために、朝夕のウオーキング(犬の散歩)に力を入れている。