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酢をベースに、オイル、スパイス、ハーブetc.
組み合わせ自由なマリネ液に肉や魚を漬け込みます。
あとは焼くだけ。
最小限の手間と、そして時間がつくり
出す食べごたえのあるご馳走の完成です。
酢の力で、肉は脂さっぱりやわらかく、魚はくさみなく身くずれせずに仕上がります。
もちろん、酢のもつふくよかな酸味で味わいは深まります。
新定番、ビネガーマリネ焼きで食べる幸せを実感してください。
| サバ | 1枚(三枚おろし(200g)) | 
|---|---|
| ★ サバの下味用 | |
| ・ 塩 | 小さじ1/2 | 
| ・ 胡椒 | 少々 | 
| ★ マリネ液 | |
| ・ 玉ねぎ | 小1/4個 | 
| ・ にんにく | 1/2片 | 
| ・ タイム | 少々 | 
| ・ ローリエ | 1枚 | 
| ・ パセリ | 大さじ2(みじん切り) | 
| ・ 酢 | 大さじ3 | 
| ・ オリーブオイル | 大さじ2 | 
| ★ つけ合わせ | |
| ・ 新じゃがいも | 小4個 | 
| ・ グリーンアスパラガス | 3本 | 
| ・ オリーブオイル | 大さじ1 | 
| ・ 塩 | 少々 | 
サバは長さを半分に切り、皮目に浅く切り込みを入れる。両面に塩、胡椒をふって下味をつける。


マリネ液の準備をする。玉ねぎ、にんにくはともに薄切りにする。タイムは適当な長さにちぎり、ローリエは手で裂く。バットにサバを並べた上にのせパセリをふる。酢、オリーブオイルをふる。手で混ぜ、 30分ほどおいてマリネする。

グリルを熱してサバを並べて中火で8分ほど焼く。
新じゃがいもは皮のまま洗い、耐熱の皿にのせ、ラップをふんわりとかけ、600Wの電子レンジで3分ほど加熱して半分に切る。アスパラガスは切り口を5mmほど切り落として根元から1/2のところまでピーラーで皮をむき、長さを半分に切る。フライパンにオリーブオイルを熱してアスパラ、じゃがいもを入れ、強めの中火で両面を色よく焼き、塩をふる。
器にサバを盛り、じゃがいも、アスパラを添える。


シンプルながら失敗なくつくれるレシピに定評がある料理研究家。特別な素材、調味料は使わず、余分な手間はそぎ落とした“引き算の料理”が身上。
文:中村裕子 写真:原ヒデトシ
