もずくの塩味がとうもろこしの甘味をより引き立てます。種に長芋を入れることでさっくりふんわり仕上がります。ビールのお供に、ぜひ!
沖縄好きの佐宗さんが、現地で食べた“もずくの天ぷら”をアレンジ。磯の香りととうもろこしの甘味がよく合う。長芋入りの生地はさくっふわっとして、まろやかな食感!これも「さそう」の夏の定番メニュー。
とうもろこし | 40~50g(約1/3本分)(実のみ) |
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もずく | 40g(太めの沖縄産がお薦め) |
長芋 | 大さじ2(すりおろし) |
薄力粉 | 大さじ2~3 |
揚げ油 | 適量 |
岩塩 | 少々 |
とうもろこしは包丁で実を外す。
ボウルに①ともずく、長芋を入れ、混ぜ合わせる。薄力粉大さじ2を加えて、硬さをみる。タネがまとまりにくいようなら、薄力粉大さじ1/2~1を追加して混ぜる。
揚げ油を170℃に温める。②を4等分し、手のひらでまとめ、スプーンですべらせるように油に落とす。
途中で返しながら、ふわっと膨らんでからっとするまで、2~3分揚げる。皿に盛りつけ、岩塩を添えて完成。
「季節料理・酒処 さそう」店主。
家庭料理店、エスニック料理店などを経て、2013年春、東京・池尻大橋に「季節料理・酒処さそう」を開店。野菜の味わいを生かした創作つまみなどが評判。
文:大沼聡子 写真:平松唯加子
※この記事の内容はdancyu2014年月9号に掲載したものです。