枝豆ととうもろこしで家飲みクッキング
甘やかな香りと旨味の詰まった枝豆の紹興酒漬け

甘やかな香りと旨味の詰まった枝豆の紹興酒漬け

紹興酒に漬けると、香りと旨味がより引き立ち食べ始めたら止まらないおつまみに変身します!茹でたての枝豆も美味しいけれど、ちょっとひと手間かけてみてはいかがでしょうか?

紹興酒に漬けて、まろやかなコクを楽しむ

紹興酒や花椒(ホアジャオ)が甘く香り立つ漬けダレがしみしみ!枝豆の先端を切り落として漬け込むから、さやの中の豆にまでしっかり浸透。漬け込む時間で、味の変化も楽しめます。

枝豆の紹興酒漬け

材料材料 (つくりやすい分量)

枝豆200g
にんにく1/2片(スライス)
赤唐辛子2本
昆布3cm角
★ 漬けダレ
・ 紹興酒300ml
・ 醤油100ml
・ 米酢50ml
・ 砂糖40g
・ 花椒ひとつまみ
・ 塩ひとつまみ

1枝豆をゆでる

枝豆は洗って塩(分量外)でもみ、さやの先端をキッチンバサミで切り落とす。沸騰した湯で好みの硬さにゆでる。

2漬けダレをつくる

漬けダレの材料を鍋に入れ、唐辛子と昆布を加えて火にかけ、1分ほど煮立たせる。

3漬ける

密閉容器に①とにんにくを入れ、熱いうちに②を注ぐ。枝豆が浸った状態で粗熱が取れるまで冷まし、冷蔵庫に半日置いて、味がなじんだら完成。

漬ける
完成
さやのなかの豆までしっかり漬かっている。さやの先端を切り落とすのがポイントだ。

教える人

佐宗 桂(さそう・かつら)

「季節料理・酒処 さそう」店主。
家庭料理店、エスニック料理店などを経て、2013年春、東京・池尻大橋に「季節料理・酒処さそう」を開店。野菜の味わいを生かした創作つまみなどが評判。

店舗情報店舗情報

季節料理・酒処 さそう
  • 【住所】東京都世田谷区池尻2‐30‐12
  • 【電話番号】03‐5432‐9665
  • 【営業時間】18:30~23:00(閉店)
  • 【定休日】不定休
  • 【アクセス】東急田園都市線「池尻大橋駅」より3分

文:大沼聡子 写真:平松唯加子

※この記事の内容はdancyu2014年月9号に掲載したものです。

大沼 聡子

大沼 聡子 (編集者・ライター)

家庭科教師だった母親の影響で、小学生の頃から料理雑誌を愛読。現在はレシピ本の企画・編集のほか、食まわりの記事を雑誌・ウェブ等で執筆している。趣味は世界各国の料理をつくること、食べ歩くこと。