坂田阿希子さんのお家レシピ
とろ~りと甘いオニオンリングのつくり方

とろ~りと甘いオニオンリングのつくり方

お酒のつまみにも、おやつにも美味しいオニオンリング。衣をざっくりと絡めて揚げるだけで、衣の中で蒸された玉ねぎがとろ~りと甘くなります。一つ食べたら止まらないオニオンリング、ぜひつくってみてください!

坂田阿希子さん美味しいオニオンリングのつくり方教えてください!

料理研究家・坂田阿希子さん。常温で美味しい前菜から、がっつり揚げ物、肉料理まで、食いしん坊がお家で楽しめるレシピを習いました。

玉ねぎをレモン汁と牛乳に漬けてしっかりと水分を出すことで、ガリッとした衣に。時間がたってもクリスピーな食感が続くのも魅力。「アメリカ人になった気分でおおらかに、少しアバウトにつくるとよりおいしくなります」と坂田さん。

オニオンリングのつくり方

材料材料 (3~4人分)

玉ねぎ2個
牛乳200ml
レモン汁小さじ4
小麦粉100g
小さじ1/2
黒胡椒少々
揚げ油
・ 植物油適量
・ ラード植物油の1/2~1/3量

1下ごしらえ

玉ねぎは、幅1㎝の輪切りにして、リング状にほぐす。

2衣に玉ねぎを加える

ボウルに牛乳とレモン汁を入れて、そのまま20~30分冷蔵庫においておく。乳脂肪分がしっかり分離してきたら、そこに塩、黒胡椒を加え、1の玉ねぎを加える。そのまま30分~1時間漬ける。

3小麦粉をふるう

ふるった小麦粉を2に加え、全体をよく混ぜ合わせる。ところどころ、衣が厚めだったり薄かったりする部分があるが、それでOK。揚げたときに絶妙な歯ざわりになる。

小麦粉をふるう
小麦粉をふるう

4しっかり小麦粉をまぶす

3の玉ねぎリングを一つ一つバットに並べ、しっかりと小麦粉(分量外)をまぶす。

5揚げる

揚げ鍋に植物油とラードを入れて熱し、170~180℃で、4をこんがりとキツネ色になるまで揚げる。

揚げる
完成
そのまま食べても、ケチャップをつけて食べても美味!止まらないオニオンリングを召し上がれ。

教える人

坂田阿希子 料理研究家

坂田阿希子 料理研究家

フランス菓子店やフランス料理店で経験を重ね、独立。料理教室「studioSPOON」を主宰しつつ、昨秋、代官山に「洋食KUCHIBUE」をオープン。フランス料理やエスニック料理などジャンルを飛び越えておいしいものへの探究心が旺盛で、プロの手法と自らの経験を活かした生命力あふれる料理にファン多し。

文:吉田彩乃 写真:田村昌裕

※この記事の内容はdancyuムック四季dancyu「夏の台所。」に掲載したものです。

四季dancyu 夏の台所。
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A4変型 判(120頁)
ISBN:9784833476140
2019年06月13日発売 /1,100円(税込)
吉田 彩乃

吉田 彩乃 (ライター)

1986年、東京都生まれ。2015年よりフリーランスのライターとして活動し、食関連の記事のほか、ビジネス、経済、カルチャーなど幅広いジャンルで執筆。好きなものは珈琲とナチュラルワインと、ワインのつまみになるパン。