坂田阿希子さんのお家レシピ
ローズマリーが香る簡単ブラマンジェのつくり方

ローズマリーが香る簡単ブラマンジェのつくり方

混ぜて冷やし固めるだけの、簡単スイーツのブラマンジェ。今回はローズマリーが香る、大人の味に仕上げました。フルーツものって食べごたえ抜群!暑い日はひんやりスイーツで癒やされてください。

坂田阿希子さん美味しいブラマンジェのつくり方教えてください!

料理研究家・坂田阿希子さん。常温で美味しい前菜から、がっつり揚げ物、肉料理まで、食いしん坊がお家で楽しめるレシピを習いました。

ブルーベリーの酸味とバナナの甘味が夏らしいデザート。ローズマリーはいちごと相性がいいので、旬の時季にはぜひいちごを。冬はローズマリーの代わりに、りんごや柿と好相性のシナモンや八角で香りづけしても美味。

ローズマリー風味のブラマンジェのつくり方

材料材料 (4人分)

板ゼラチン7g
牛乳350ml
ローズマリー1~2枝
生クリーム200ml
グラニュー糖60g
バニラビーンズ1/2本
トッピング
・ バナナ、ブルーベリー、ブラックベリーなど季節のフルーツ150g程度
・ レモン汁小さじ2
・ グラニュー糖大さじ2
ローズマリー適量(飾り用)

1ゼラチンをふやかす

板ゼラチンはたっぷりの水に入れて、ふやかしておく。

2ローズマリーを煮出す

鍋に牛乳、ローズマリーを入れ、弱火から火にかけて、ゆっくりと煮出して香りを移す。

3温める

生クリーム、グラニュー糖、バニラビーンズを加えて、沸騰直前まで温める。沸騰しそうになったら火を止めて、1のふやかしたゼラチンを入れて、ゼラチンを溶かす。

4こしてなめらかに

3が混ざったら、1度こしてボウルに入れる。ローズマリーは取り出し、バニラビーンズは包丁の背などでしごいて、さやから種を取り出し、種だけボウルに入れる。

5器に分ける

4を氷水にあてながら混ぜ、とろりと固まってくるまで冷えたら人数分のグラスに流し入れ、冷蔵庫で2時間冷やして固める。

6トッピングを用意して盛りつける

トッピングを用意する。バナナは食べやすい大きさに切り、ブルーベリー、ブラックベリーなどと一緒にボウルに入れる。レモン汁、グラニュー糖を加えて、軽く混ぜておく。食べる直前に、5の上にトッピングを等分してのせ、適当な大きさに切ったローズマリーを飾る。

完成

教える人

坂田阿希子 料理研究家

坂田阿希子 料理研究家

フランス菓子店やフランス料理店で経験を重ね、独立。料理教室「studioSPOON」を主宰しつつ、昨秋、代官山に「洋食KUCHIBUE」をオープン。フランス料理やエスニック料理などジャンルを飛び越えておいしいものへの探究心が旺盛で、プロの手法と自らの経験を活かした生命力あふれる料理にファン多し。

文:吉田彩乃 写真:田村昌裕

※この記事の内容はdancyuムック四季dancyu「夏の台所。」に掲載したものです。

四季dancyu 夏の台所。
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A4変型 判(120頁)
ISBN:9784833476140
2019年06月13日発売 /1,100円(税込)
吉田 彩乃

吉田 彩乃 (ライター)

1986年、東京都生まれ。2015年よりフリーランスのライターとして活動し、食関連の記事のほか、ビジネス、経済、カルチャーなど幅広いジャンルで執筆。好きなものは珈琲とナチュラルワインと、ワインのつまみになるパン。