晩酌が進むつくり置きつまみ
旨味が濃い!一匹丸々"海老の紹興酒煮"

旨味が濃い!一匹丸々"海老の紹興酒煮"

頭からパリパリと食べると、甲殻類特有の濃厚なエキスとともに、紹興酒の香りと唐辛子の辛味がじんわりと口に広がります。軽めの赤ワインをキーンと冷やして合わせてみてください!

香り良く上品な仕上がり

海老の頭と殻から出るだしの、おいしいおまけ付きな一皿。たった2ステップの簡単レシピだ。紹興酒を加えただしで煮ることで、香りよく上品に仕上がる。川津海老は、殻が口に残らないのが特徴。芝海老やブラックタイガーなどでも代用できるが、必ず有頭のものを使おう。

海老の紹興酒煮のつくり方

材料材料 (4人分)

海老250g(有頭)
A
・ 鰹だし100ml
・ 味醂100ml
・ 砂糖小さじ1
・ 紹興酒50ml
・ にんにく大さじ1(みじん切り)
・ 生姜大さじ1(みじん切り)
・ 赤唐辛子1本(種を除いて小口切り)
・ 醤油大さじ3
・ 淡口醤油小さじ1
胡麻油小さじ1

1下ごしらえ

海老は洗い、水気を拭き取る。

2煮る

鍋にAを合わせて沸騰させ、海老を加えて蓋をし、1分ほど中火で煮る。

煮る

3仕上げ

色が変わったら火を止め、胡麻油を回し入れる。冷蔵庫でよく冷やし、味をなじませる。

仕上げ

4完成

頭からパリパリと食べると、甲殻類特有の濃厚なエキスとともに、紹興酒の香りと唐辛子の辛味 がじんわりと口に広がる。

完成
保存期間とお薦めの食べ方
汁に漬けたまま密閉容器に移し、冷蔵庫で2~3日保存可能。残った汁は、素麺のつゆや焼き茄子のたれにも使える。海老の代わりに、ゆでこぼしたツブ貝やバイ貝を煮れば、これまた絶品つまみに。

文:本庄 彩 写真:高見尊裕

教える人

田中裕子 「立呑み田中」女将

田中裕子 「立呑み たなか」女将

義姉・梅原砂織さん(写真右)とともに、オーガニックワインや純米酒に合う新しいレシピを次々と考案し、明石の魚介や県産の野菜を使った家庭料理が評判を呼ぶ。料理に使う井上しょうゆ、三河みりん、シママースの塩、澤屋まつもと厨酒などといった調味料も裕子さんが厳選。

店舗情報店舗情報

立呑み たなか
  • 【住所】兵庫県明石市本町1‐1‐13
  • 【電話番号】078‐912‐2218
  • 【営業時間】12:00~13:30(L.O.)、17:00~20:30( L.O.)、土日祝は12:00~17:30( L.O.)
  • 【定休日】水曜、木曜、8月13日~17日
  • 【アクセス】JR神戸線「明石駅」、JR山陽本線「山陽明石駅」より各3分

※この記事の内容はdancyu2014年月9号に掲載したものです。