ギュッと素材が詰まっているので、一本一本食べ応えがあり、かぶりついた瞬間に豚肉に包まれた具材とチーズの旨味が口いっぱいに広がります。プロセスチーズは加熱調理をしても変形しづらいのが特徴で、調理してから時間が経ってもおいしさを損わないので、お弁当などで大活躍してくれます。
プロセスチーズは変形しにくいですが、えのき茸とパプリカで挟んでから豚肉で巻き、しっかりと溶け出さないようにしましょう。コリッとしたえのき茸、ジューシーなパプリカが際立つ、歯ごたえがいい一品です。
プロセスチーズ | 80g |
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豚ロース肉 | 8枚(約160g)(薄切り) |
パプリカ | 1個(赤) |
えのき茸 | 100g |
サラダ油 | 小さじ1 |
A | |
・ 生姜 | 小さじ1(すりおろし) |
・ 醤油 | 大さじ1 |
・ 味醂 | 大さじ1 |
パプリカは縦にせん切りにし、えのき茸は根元を落としてほぐす。チーズは4等分にし、さらに半分に切って、8本の棒状にする。
肉を1枚ずつ広げ、1の具材をそれぞれ8等分して巻いていく。残りの7本も同様に巻く。
フライパンにサラダ油を熱し、2を巻き終わりを下にして置き、中火で1分ずつ、向きを変えながら4~5分、全体に焼き色がつくまで焼く。
混ぜ合わせたAを注ぎ、汁気がほとんどなくなるまで全体にからめる。
料理研究家のアシスタントを経て独立し、雑誌やテレビ等で活躍中。身近な食材を使った再現性の高いレシピに定評がある。旅行好きで韓国、台湾など旅先で出合った味をアレンジしたレシピも得意。『遅夜スープ』『漬けておくだけで、おいしい一品 漬けものレシピ』など著書多数。
文:吉田彩乃 写真:鈴木泰介、長野陽一(プロフィール写真)
※この記事の内容はプレジデントムック技あり!dancyu「チーズ」に掲載したものです。