今日、なにつくる?
喉越しを楽しむ"抹茶わらび餅"|抹茶スイーツレシピ②

喉越しを楽しむ"抹茶わらび餅"|抹茶スイーツレシピ②

その鮮やかな緑色に豊かな香りはおやつの時間を贅沢なものにしてくれます。ひとさじの抹茶を入れただけなのにその存在感は絶大!甘さ控えめで、和菓子の王道の味わいです。

プルプル食感が心地よい

強烈な緑色が、この季節によく合う抹茶のわらび餅です。なんとも言えない“ぷるん”とした食感が、喉に気持ちいい。仕上げの抹茶きな粉の香りが、後からグングン効いてきます。

抹茶の扱い 四カ条
その一  日本茶専門店の抹茶を使う
製菓用の抹茶でもいいが、日本茶専門店の抹茶でつくってみよう。価格は手頃なものでも大丈夫。抹茶独特の苦味や味わいはもちろん、鮮やかな緑色と香りは別物である。

その二  使う前に、必ずふるう
抹茶は繊維が強いのでダマになりやすい。茶漉しでふるうことで 細かな粒状になり、よりなめらかな舌ざわりになる。このひと手間が、仕上がりを格段に上等にする。面倒だからと省くなかれ。

その三  ケチらず、欲張らず、分量通りに
抹茶は贅沢品だから色がつく程度にふりかければ……、なんて大きな間違い。だからといって多すぎると苦味ばかりが前面に出る。分量をきちんと量り、最高の香りと風味を引き出そう。

その四  砂糖とよく混ぜ合わせる
抹茶を水に溶かすには茶せんが便利だが、なくても大丈夫。あらかじめ砂糖と合わせることによって、抹茶が溶けやすい状態に。ダマになりにくく、菓子づくりがスムーズになる。

抹茶わらび餅のつくり方

材料材料 (4人分/21cm×16.5cm×高さ3cmのバット1台分)

抹茶小さじ1
砂糖40g
わらび粉50g
★ 抹茶きな粉
・ 抹茶小さじ1
・ 砂糖大さじ2
・ きな粉小さじ2
・ 塩ひとつまみ

1抹茶きな粉をつくる

抹茶きな粉の材料を混ぜ合わせ、半量をバットにふるっておく。こうすることで、わらび餅がバットにくっつくのを防ぐ。

抹茶きな粉をつくる

2わらび粉と混ぜる

ボウルに抹茶と砂糖を入れて混ぜ合わせ、わらび粉と水350mlを加えてスプーンなどでよく混ぜる。

3火にかける

2を漉しながら鍋に移し、中火にかける。ゆっくりとゴムベラで混ぜ続ける。

4勢いよく混ぜる

底に白っぽい塊ができたら弱火にし、グルグルと勢いよく混ぜる。

勢いよく混ぜる

5冷ます

全体に透明感が出てきたら、1に静かに流し入れ、常温に30分間置いて冷ます。冷蔵庫に入れると食感が悪くなるので必ず常温で。

冷ます

6仕上げ

冷めたら、バットの周囲をゴムベラで一周させ、ちぎれないようにまな板の上にすべり出させる。食べやすい大きさに切り分けて器に盛り、残りの抹茶きな粉をかける。

仕上げ
仕上げ

教える人

飯塚有紀子

飯塚有紀子 料理研究家

料理研究家。グラフィックデザイナー。お菓子教室un pur…(アンピュール) 主宰。老舗和菓子店のメニュー開発やパッケージデザインまで、多岐にわたって活躍。著書に『やさしいお菓子(』雷鳥社)など。

文:石出和香子 写真:福尾美雪

※この記事の内容はdancyu2014年6月号に掲載したものです。