「リストランテ アルポルト」片岡シェフのミートソース
生クリームとトマトの酸味が濃厚なリガトーニ・アル・ボロネーゼ

生クリームとトマトの酸味が濃厚なリガトーニ・アル・ボロネーゼ

肉の旨味が際立つミートソースは北イタリア・ボローニャの家庭料理。煮込むのに時間がかかるので、一度にたっぷりつくっておき、アレンジを楽しむのがお薦めです。太めのショートパスタ、リガトーニと合わせるなら、ミートソースに生クリームとトマトを加えてより濃厚で複雑な味わいにします。

手づくりミートソースのつくり方

手づくりミートソース

ミートソースのつくり方は各ご家庭のつくり方でもOKですが、「リストランテ アルポルト」のミートソース①基本のミートソース・スパゲティでとっておきのレシピをご紹介していますので、ぜひご参照ください。

リガトーニ・アル・ボロネーゼのつくり方

材料材料 (2人分)

パスタ140g(リガトーニ)
ミートソース150g
ホールトマト1個(水煮)
生クリーム70g(乳脂肪48%)
バター12g
パルミジャーノチーズ40g
少々
イタリアンパセリ少々(みじん切り)

1パスタをゆでる

鍋に湯を沸かし、湯量の1%の塩を加えてパスタをゆで始める。

パスタをゆでる

2ミートソースと生クリームを混ぜる

フライパンにミートソース、生クリームを入れて弱火にかける。

ミートソースと生クリームを混ぜる

3ホールトマトを入れる

沸騰してきたら、種を除いたトマトを潰して加え、さらに混ぜる。

ホールトマトを入れる

4パスタとソースを和える

ゆで上がったパスタをフライパン入れてよく和える。

パスタとソースを和える

5バター、チーズを入れる

バター、パルミジャーノチーズを加えて、塩で味をととのえる。

バター、チーズを入れる

6器に盛る

器に盛り、仕上げにパルミジャーノチーズ少々(分量外)、イタリアンパセリをふる。

器に盛る
完成
ショートパスタのリガトーニは表面に筋が入っているため、ソースがからみやすい。ペンネを使ってもおいしくつくれます。

教える人

片岡 護

片岡 護 「リストランテ アルポルト」オーナーシェフ

東京・西麻布にある「リストランテ アルポルト」のオーナーシェフ。長年、イタリア料理の第一線で活躍してきた。「日本人だからこそつくれるイタリアン」でオリジナリティを築く。「ミートソースはイタリアの家庭料理。だからゆっくり時間をかけてつくることが大事です」。

文:瀬川 慧 写真:邑口京一郎

※この記事の内容はプレジデントムック技あり!dancyu「パスタ」に掲載したものです。

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