ハーブの青々とした香りは、まるでマイナスイオン効果?野山を散歩するような爽やかさに、川魚の繊細な味が引き立つ。皮と身の間のゼラチン質が、水分と脂分をまとめて一体感ある味わいに。
スパゲッティ | 100g(太めのもの) |
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川魚 | 1尾(鮎、マス、サーモンなど手に入るものレシピではイワナを使用) |
クレソン | 2本 |
フレッシュハーブ | 各ひとつまみ(ローリエ、ローズマリー、セージ、マジョラム、ミント、セルフィーユ、ういきょうなど) |
レモン | 1/8個(くし形切り) |
オリーブオイル | 40g |
白ワイン | 適宜 |
E.V.オリーブオイル | 適量 |
川魚は内臓を取り除き、全体に軽く塩(分量外)をふる。フレッシュハーブを細かく刻む。にんにくを少量加えて、一緒に刻んでもよい。クレソンの茎は細かく刻み、葉はざく切りに。
鍋に2Lの湯を沸かし、塩20g(分量外)を加えてパスタを投入する。表示時間より2分短めにタイマーをかける。
フライパンにオリーブオイルを熱し、川魚を入れ、油になじませるように全体を浸す。ローズマリー1枝、ローリエ1枚、レモン、レードル2杯の湯、白ワインをひと回しし、蓋をして弱火で軽く煮込む。
火が通ったら川魚を取り出す。皮を取り、スプーンを使って骨に沿って身をほぐす。香りづけのハーブ類も取り除く。
魚の身をフライパンに戻し入れ、刻んだクレソンの茎を加えて軽くソースを熱する。ゆで上がったパスタとソースを合わせ、刻んだハーブふたつまみ、クレソンの葉を加えてフライパンをあおる。水気が足りなければ湯かパスタのゆで汁を加え、仕上げにE.V.オリーブオイルをひと回しする。
文:柴田香織 写真:邑口京一郎
※この記事の内容はdancyu2018年5月号に掲載したものです。