
 
 魚料理の合間に、ちょこっと出すと喜ばれる冬の野菜料理です。和食なのにちょっと洋風で、ポトフやスープを食べているような気分になってもらえます。
トロトロのあんとクタクタの白菜だけなのに、甘味があって旨味たっぷり。白菜を丸ごと一つ煮込んでも、ペロリと完食してしまう。
| 白菜 | 1/2個(小) | 
|---|---|
| 塩 | 適量 | 
| 昆布 | 30g | 
| 鰹節 | 50g(血合い抜き) | 
| 葛粉 | 80g(同量の水で溶く) | 
| 黒胡椒 | 適量(粗挽き) | 
白菜を食べやすい大きさに切る。鍋に白菜と水2.5L、昆布を入れ、落とし蓋をして強火で40分煮る。

ボウルに鰹節を入れてザルを置き、1の煮汁をきって白菜と分ける。
2の煮汁を漉して鍋に入れ、中火にかける。塩10gで調味し、葛でとろみをつける。

3に2の白菜を戻し、軽く火を通す。器に盛り、黒胡椒をふる。

文:西村晶子 写真:福森クニヒロ
※この記事の内容はdancyu2019年2月号に掲載したものです。