料理家の堤人美さんに習ったのは冬の定番食材、タラと白菜を使った蒸し料理。味付けは醤油と酒とバターのみ。工程がシンプルなので、料理初心者でも途中で迷うことなく、美味しくつくれる名レシピです。
バターと醤油の混じり合った香りが食欲を刺激し、たっぷりの白菜があっという間に胃袋へ。日本酒、白ワイン、ご飯にも合う万能おかず。レモンを搾っても美味。
生タラ | 3切れ(切り身) |
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白菜 | 1/4個(450g) |
塩 | 小さじ1/2 |
バター | 大さじ2 |
A 酒 | 大さじ2 |
A 醤油 | 小さじ2 |
タラは大きめの一口大に切る。ザルに並べて、両面に塩を満遍なくふる。そのまま20分置いて、水分とともに生臭さを取り除く。
白菜は幅5cmに切り、軸と葉の部分に分ける。
フライパンに白菜の軸を敷き詰める。その上に、キッチンペーパーで水気を拭いたタラを並べる。
バターを少量ずつ散らし、さらに白菜の葉をのせてぎゅっと手で押し詰める。Aを順に回し入れ、蓋をして強火にかける。
蒸気が上がったら弱火にし、約10分蒸す。ざっくり上下を返し、器に盛る。
文:安井洋子 写真:赤澤昂宥
※この記事の内容はdancyu2018年2月号に掲載したものです。