2026年dancyu秋号「じゃがいも殿堂レシピ」特集で掲載した、圧倒的に旨いじゃがいも料理の数々。その中から、渋谷の名“じゃが”酒場「高太郎」の「じゃがいも饅頭」をご紹介。枝豆だし餡が包み込む極上のもっちり食感は感動ものです。

和食店で修業の後、2011年に独立し、東京・渋谷の居酒屋「高太郎」店主に。2023年には店の2階に立ち飲み「マンデガン」をオープン。じゃがいもは好きな食材。「切り方や調理法でメニューが広がる万能選手ですね」。近著に『「高太郎」の和食』(主婦と生活社)がある。
| ★ じゃがいも饅頭 | |
|---|---|
| じゃがいも | 大2個(約400g)(男爵) |
| A | |
| ・ 塩 | ひとつまみ |
| ・ 片栗粉 | ひとつまみ強 |
| ・ 鶏そぼろ | 60g |
| ・ 片栗粉 | 適量 |
| ・ 揚げ油 | 適量 |
| ★ 枝豆だし餡 | |
| 枝豆 | 100g(ゆでてさやから取り出したもの) |
| B | |
| ・ 鰹と昆布のだし | 150ml |
| ・ 薄口醤油 | 小さじ1 |
| ・ 酒 | 小さじ1 |
| ・ みりん | 小さじ1 |
| ・ 塩 | 少々 |
| ・ 水溶き片栗粉 | 大さじ1(水1:片栗粉1) |
じゃがいもはよく洗い、濡れたままラップでびっちりと包んで、電子レンジ(600W)で15分加熱する。竹串を刺して中まですっと通ったら、熱いうちに皮をむく(キッチンペーパーや布巾で包むとむきやすい)。
じゃがいもをポリ袋に入れ、袋の上からもみつぶす。Aを加えてさらにもみ、全体をよく混ぜる。
2の生地を40gずつに分けて丸める。20cm四方のラップの中央に一つ置いて平らに広げ、鶏そぼろ10gをのせて包み、団子状に丸める。同様にすべて包む。
3のラップを外し、饅頭の表面に薄く片栗粉をまぶし、180℃に熱した油に入れて1分ほど揚げる。バットなどに上げて5分ほど休ませ、余熱で火を通す。
揚げ油を再び180℃に熱し、饅頭を二度揚げする。表面がカリッときつね色になったら取り出し、油をきる。
小鍋にBの材料を入れ、中火で温める。煮立ったら枝豆を加えて10~15秒温め、煮汁を混ぜながら水溶き片栗粉を少しずつ加え、ほんのりとろみをつける。饅頭を器に盛り、枝豆餡をかけて完成。


文:佐々木香織 撮影:合田昌弘