
食いしん坊倶楽部のLINEオープンチャット「山手線!本気の昼飯マップ」で、メンバーから寄せられたランチメニューを徹底解剖してお届けする連載が再始動! メンバーの皆さんの力を借りて本格稼働するまでは、dancyu編集部のおすすめをお届けしていきます。連載の第15回目は、上野『土佐清水ワールド 上野店』の「鰹とブリの藁焼きMIX定食2,000円」です。

郷土の味に特化した飲食店を数多く手がける、株式会社ワールド・ワン。同社が土佐清水市と連携協定を締結して展開するのが、居酒屋『土佐清水ワールド』。土佐清水市から仕入れる魚介や郷土料理、加えて高知県の旬味や酒類もたっぷり提供し、来訪した客を瞬間でここではない場所にトリップさせる酒場だ。

昼も夜もダントツ人気のメニューが、土佐清水が発祥の「鰹の藁焼き」。ランチタイムは定食があり、鮮度抜群のぶ厚いカツオの塩タタキで白飯を頬張れるなんて、それだけで喉が鳴るが、ここはさらに欲張って、カツオの塩タタキ3切れ、高知県宿毛産ブリの塩タタキ3切れがのった、「鰹とブリの藁焼きMIX定食」をお薦めしたい。


店舗の一番目立つ場所で、サクの状態のまま、一気呵成に藁焼きにされるカツオとブリ。瞬時に旨味が表面にこぼれ出し、包丁で切った断面にも滋味が滴る。何もつけずにカツオにパクつけば、旨味と血合いのコクが濃厚。ブリも甘い脂と旨味が桁外れで、このままでご飯がどんどん進む。

また味変で、たっぷり添えられた薬味、玉ねぎ、青ネギ、ミョウガを添え、ポン酢で食べるのもグッド。柑橘の酸味が、カツオとブリの旨みを引き立ててくれる。土佐清水が発祥の宗田節が濃厚に香る味噌汁に、お米も土佐清水産、のあしずり黒潮米を使用。強い甘みが特徴で、濃厚な旨味がのった鰹とブリがとにかく合う。塩タタキで白米を頬張る幸せたるや。ぜひ体感していただきたい。
文:岡野孝次 写真:伊藤菜々子