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【ドイツの希少銘柄豚】シュヴェービッシュどろぶた3種の詰め合わせが届く「dancyuプレミアムおとりよせ」

【ドイツの希少銘柄豚】シュヴェービッシュどろぶた3種の詰め合わせが届く「dancyuプレミアムおとりよせ」

新しい定期購読プラン「dancyuプレミアムおとりよせ」で入手できる、稀少な食材を紹介します!今回は、約10ヶ月間もかけて160kgになるまで育てた放牧豚「シュヴェービッシュどろぶた」です。

「dancyuプレミアムおとりよせ」とは?

新しいスタイルの定期購読が夏号より始動します!内容はdancyu本誌が年4回届き、さらに厳選した四季折々の食材をお取り寄せできるというもの。誌面では食材の背景、おいしい食べ方をご紹介します。サービスが開始されるのは次回の夏号の予定ですが、今号ではそのお試しとして、一回限りのお取り寄せを楽しんでいただけます。
今回は食材(1種類)にdancyu(3/6発売の春号)が1冊付くセットを販売。食材はお試し価格で5種類ご用意しています。ここでしか手に入らない貴重な食材と、新しいdancyuをお楽しみください!

どろぶたは、小山薫堂さんが命名。北海道・十勝の大地からケタ違いに旨い「放牧豚」をお届け

「シュヴェービッシュどろぶた」の魅力は、肉の風味に自然な甘さが満ちあふれていること。肉質はしっとりとしてきめ細やかで、しかも食感はさくっと歯が通る心地よさ。匂いも美しい。2000年から北海道の十勝で放牧豚「どろぶた」に取り組んできた平林英明さんの一つの集大成である。
「どろぶた」の命名は小山薫堂さん。dancyu2011年7月号「幸せを呼ぶ豚料理」特集で小山薫堂さんが大きく紹介している。平林さんの牧場は、アニマルウェルフェアの考えに基づいた完全放牧養豚の先駆けの一つ。「家畜ではなく動物らしさを実現できるように配慮した飼育環境をつくり、春夏秋冬、24時間自由に生き生きと育てる」と平林さん。「豚がどろんこで幸せそうに暮らしている姿」から「どろぶた」と命名された。

シュヴェービッシュどろぶた部位別3種詰め合わせ
ロース、バラ、ウデの3部位のセットで、それぞれ400g以上のブロックにカットして冷凍でお届け。

その後、平林さんは、2018年10月に、ドイツの希少銘柄豚で放牧に適している「シュヴェービッシュ・ハル種」を輸入。大きな進化を果たす。シュヴェービッシュ・ハル種とは、ドイツ南西部の小都市の名前をつけられた品種。1820年頃に中国のメイシャン豚と、地元の豚を掛け合わせて作出したもの。食物繊維を消化する力が強いことなどから、放牧で飼育されてきた豚だ。一時はドイツでも生産効率の悪さから絶滅の危機に瀕していたが、近年そのおいしさから復活をとげ、肉質の良さで高い評価を得ているという。
「シュヴェービッシュどろぶた」とは、この希少な純血種を、約10ヶ月間もかけて160kgになるまで放牧で育てたもの。だからおいしさがケタ違い。

焼く様子

今回、お届けする商品は、ロース、バラ、ウデの3部位のセットで、それぞれ400g以上のブロックにカットしてある。ロースで肉質の高さを、バラで脂身の軽やかなおいしさを、そしてウデで大地の味を楽しんでいただこうという趣向だ。よく運動をしたウデの旨みは傑出している。根菜と煮込むだけで素晴らしいポトフになる。ロースとバラは、シンプルにローストやソテーでまずは楽しんでほしい。味付けは塩だけで十分だ。シュヴェービッシュどろぶたの自然な甘さを生かしたい。

文:町田成一 撮影:八木澤芳彦

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