大野拓朗のニューヨーク☆デリバリー事情
大野拓朗のNYデリバリー事情⑥ 世界中で食べられているアノ料理に挑戦!

大野拓朗のNYデリバリー事情⑥ 世界中で食べられているアノ料理に挑戦!

俳優の大野拓朗さんが、UberEatsの利点を活かして注文した料理とは?現在、ニューヨーク在住の大野さんが、外出もままならない現地から、デリバリー事情をレポート。

感動ポイントがたくさん!

今回は世界中で食べられている中華!「Simplylife Bakery Cafe 美好茶餐庁」から、菜心牛肉飯(スープ付)と野菜春巻をおなじみUberEatsで頼みました。

ニューヨークにも中国人コミュニティがたくさんあって、チャイナタウンがいくつも存在するのですが、そこでなくとも、街中を歩けば至る所で中国人をよく見かけます。それもあって、小さな老舗の中華屋さんがあちらこちらに点在しています。

ニューヨークに長年住んでいる友人曰く、こういった“町中華”は、お金の掛かる外食の中でも比較的安いし、美味しいし、かなりのオススメということです。だけど、それを聞いても、なかなか、その外観から入る勇気が出なかった“町中華”inニューヨーク、この機会に初挑戦してみました。

菜心牛肉飯(スープ付)と野菜春巻

今回頼んだのは菜心牛肉飯(スープ付)と野菜春巻。
菜心牛肉飯は、菜心がシャキシャキで、お肉は柔らかくて、醤油ベースのストレートな味で、うまい!さすがニューヨークを知る男がオススメするだけのことはある。スープはシンプルで、町中華ではおなじみのメインのお供に付いてくる、あのスープ。だけどここのは、脂がキラキラっと浮かんでいるそれではなくて、見た目も味もあっさりしていて、コロコロっとした人参がちょこっと入っている。そしてひとくち飲んでみると、人参の旨みなのか?それとも砂糖入ってる?と思わせるくらいの驚きの甘さ!人参を口に入れてみると、やっぱりだ、甘みの正体はこれだった。ホッとする味わいで、洋食屋で丁寧に作られたコンソメ人参スープみたいです!

そして最後は、野菜春巻。中華を食べる時は必ず頼むという、春巻フリークの僕!本日の主役です(笑)。味はズバリ…美味しかった!皮はパリッパリ、中にはシャキッシャキのキャベツと、甘~い人参がたっぷり入っていて、大正解です!正直、デリバリーなので作ってからだいぶ時間が経っているし、どうせ湿気っているだろうなと期待していませんでした。そんな僕を嘲笑うかのように、完璧なまでのパリパリ具合。最高の裏切りでした!

デリバリーって、お店自体に入る勇気がなくても、頼んでみるか!って思えるところも大きな利点ですね。しかも今回の配送料は、うちの近くで他の人も頼んでいたので、同時配送ということで無料でした!二度美味しい!

ああ、またしても想像するだけでよだれが……。今日も、また頼もうかな。

今回のUber Eatsの料金は……
菜心牛肉飯 $8.95
春巻 $3.50
消費税 $1.10
サービス料 $1.87
チップ $2.00
合計 $17.42

ニューヨーク旅行の際には、ぜひ「町中華」を試してみてください。日本人の口にぴったりです。そして、ホテルへのデリバリーでも美味しく食事が出来ること間違いなしです!

大野 拓朗

大野 拓朗 (俳優)

1988年11月14日生まれ、東京都出身。2009年、第25回ミスター立教に選出される。2010年、映画『インシテミル〜7日間のデス・ゲーム〜』で俳優デビュー。2019年12月からは俳優修業のため単身渡米。新型コロナウイルス感染拡大抑制のためロックダウン(都市封鎖)されたNYでの生活を経験。そこでの経験を執筆した「7ヵ月のニューヨーク留学を経て、いま伝えたいこと。」@現代ビジネスWEBは100万PV超、「ニューヨーク☆デリバリー事情」@dancyuWEBは、旅行に行けない皆さんから大変楽しまれる連載となった。そして、帰国後すぐに出演した、ブロードウエィ・ミュージカル「プロデューサーズ」(20/相手役/福田雄一演出)@シアターオーブはコロナ渦に負けず連日大盛況となり「大入り」を記録する。