dancyu祭2023
【オルランド】チーズがとろける絶品パニーノ

【オルランド】チーズがとろける絶品パニーノ

4月22日(土)、23日(日)開催。dancyu祭2023@西新宿へ行こう!入場無料。

東京・神泉にあるイタリアン「オルランド」は、気取りのない雰囲気と、食べるほどに食が進む勢いのある料理で人々を惹きつける大人気店。今年は店主の小串貴昌さんが、会場で焼きたてのパニーノを提供します!

祭メニューは!

ポルケッタのパニーノ 1,000円
ポルケッタのパニーノ 1,000円
姉妹店の「パニフィーチョ ヴィヴィアーニ」で焼いた、塩を入れないでつくるトスカーナのパンに、しっかり塩を効かせたポルケッタ(豚肉を塊で焼いたもの)を挟んだパニーノ。味わいのバランスがとてもよく、イタリアの菜の花やドライトマトの酸味も効いている。とろりとしたチーズとともに、温かいうちに召し上がれ!

骨太イタリアンの「オルランド」参戦!

店主
「会場のオーブンで焼きたてをお出しします!」と店主の小串貴昌さん。

「オルランド」は東京・神泉の高級住宅街の入り口にある店。どの駅からも少し距離のある立地ながら、わざわざ訪れる客で日々予約はいっぱいだ。アラカルトスタイルで提供される料理は、お皿にたっぷり盛られシンプルでストレートな味わいで、大胆にイタリアの味を楽しませてくれる。

店内

昨年の10月に改装した店内は、ワンオペ仕様に。小串シェフを囲むようにつくられた変形カウンターが中心だ。「最近、やっと自分らしい料理が見えてきました」と語る小串シェフの料理は、飾り気はないのに、季節の素材の色が映えて、フォトジェニック。酒はイタリアのナチュラルワインが充実し、ワインを片手に楽しむ客で夜な夜な賑わっている。

パニーノ
祭特別仕様のパニーノはボリューム満点。

パニーノを一口食べると、サクッと心地よい噛みごたえ。口溶けのいいパンの生地の中から、豚肉の強い旨味、甘酸っぱいドライトマトの味がパッと広がる。

「パンは、塩を一切入れないトスカーナ風。食べやすいように、食感が少しふんわりするようアレンジしています。それに対して、ポルケッタのアタックは強めに。口に入れた時、パンからは粉の甘味を感じるし、肉の味はくっきりと映えるようにしました。なかなかいいバランスでしょ」と、小串シェフ。

パニーノのメインの具であるポルケッタに彩りを添えるのは、イタリアの菜の花、フリアレッリだ。クタクタとした歯応えが、またなんともイタリアらしいのである。そして、ドライトマトのマリネをたっぷりと入れる。さらに、焼いた時にとろけるチーズが、これらの具を一体にし、パンとつなぐ。気づけばあっという間に一つがお腹におさまってしまうことだろう。

それぞれの味がストレートに伝わってくるシンプルで力強いおいしさは、まさにこの店らしい味わいだ。ぜひ会場でお楽しみください!

店舗情報店舗情報

オルランド
  • 【住所】東京都目黒区青葉台3‐1‐15
  • 【電話番号】03‐6427‐0579
  • 【営業時間】18:00~20:00(最終入店)
  • 【定休日】日曜
  • 【アクセス】京王井の頭線「神泉駅」より7分

イベント情報

dancyu祭2023

開催日時
2023年4月22日(土)・23日(日) 10:00~17:00
場所
東京都新宿区西新宿2‐6‐1 新宿住友ビル 三角広場 GoogleMap
※混雑時は入場制限をさせていただくことがあります。
※会場の設備故障や天災、都からの要請など不可抗力の事由により、やむを得ず中止や時間変更になる場合がございます。予めご了承下さい。
イベント詳細
入場無料・予約不要。販売は電子決済(クレジットカード、交通系電子マネー)のみ。
イベント詳細はコチラ

※当日は内容や盛り付けが変更になる場合もあります。

文:浅妻千映子 撮影:海老原俊之

浅妻 千映子

浅妻 千映子 (食ライター)

大学卒業後、3年間のゼネコン勤務ののち、ライターに。雑誌やweb等で活躍。料理研究家としてレシピ開発も。著書に『江戸前握り』『パティシエ世界一』(光文社新書)など、レシピ本に『浅妻千映子キッチン』(ぴあ)、『ほめられレシピ』(主婦と生活社)がある。『東京最高のレストラン』(ぴあ)の審査員。日本ソムリエ協会認定ワインエキスパート。