日本の農家で大切に育てられ、美味しくできた旬のものをジェラートにしてだれかの手元に。「ともみジェラーto」のジェラートには、そんなたくさんの人の想いが詰まっている。フルーツのみずみずしさも、ミルクの香りも、カップの中にしっかり閉じ込められています!祭では、3種類(各4個入り)のセットをご用意。お好みに合ったセットで口いっぱいに農家の愛情とフレーバーの味を感じて!
京都に店を構える「ともみジェラーto」。店名の「to」は「農家が大切に育てた味を誰かに届けたい」という、店主森兼ともみさんの想いがこもっている。だから、カップの蓋には農家や生産者の名前が書いてある。
店ではフルーツに野菜など、色々な種類のジェラートやパフェも食べられる。あえてスタンダードフレーバーの種類が少ないのは、素材の一番いい時に、そこからできる数だけをつくるから。同じ「いちご」でも、生産者が違えば味も違う。知られざる食材を求めて日本全国を旅するともみさんが、今回用意したセットは3種類だ。
「和のジェラーtoセット」は、抹茶やほうじ茶、きな粉といった、日本を感じさせる香りをカップの中に閉じ込めたもの。「栗蜜きな粉」はさっぱりしているのに、深いコクと甘さがたまらない。
「日本の果実堪能セット」は、旬のフルーツの甘さも酸っぱさも閉じ込めて、食感までが伝わってくるようなみずみずしい味わい。いちごの可愛いピンク色と甘酸っぱさ、皮まで入ったりんごのシャキッとした味わいと舌触り。フルーツの姿がありありと頭に浮かぶようなジェラートだ。
大人なジェラーtoセットは、一捻りが楽しいセット。「タルトタタン」はみずみずしいりんごとは舌触りも味わいも全く異なり、バターの入ったまろやかな甘さが病みつきになりそう!「檸檬と金木犀とアブサン」は、アルコール1%の大人の味。レモンの酸味、金木犀の懐かしいような奥ゆかしい香りに、ハービーなアブサンの余韻が続く。「柚子」を口にすると、柔らかい酸味となめらかな舌触りの中から、どこかミントを感じさせるような爽やかさが立ち上がるのが印象的だ。
味に満足するだけではなく、日本全国の生産者を巡る旅をしたような満足感に包まれるセット。食後や飲んだ後の締めにも、お土産にもどうぞ。
※当日は内容や盛り付けが変更になる場合もあります。
文:浅妻千映子 撮影:伊藤 信