老舗洋菓子店がdancyu祭で提供するのは、最先端のバウムクーヘン!AIロボット職人であるTHEO(テオ)君が会場にやってきて、目の前で焼き上げてくれます。
焼きたてのバウムクーヘン、食べたことありますか?しかも、歴史ある「ユーハイム」の熟練職人から学んだ、AIロボット・テオ君が目の前で焼いてくれるんです!絶妙なタイミングで生地をつけ、オーブンで焼くことを繰り返し、美しい層に焼き上げます。
ふくよかな香りの立ち方も、口どけも、食感も、いつものバウムクーヘンとは違いますよ。
神戸に本店を構える「ユーハイム」。1919年にドイツの菓子職人カール・ユーハイムが日本で初めてバウムクーヘンを焼いてから、およそ100年。AIロボット職人・テオ君は、老舗菓子店の新たな挑戦なのです。
添加物を使わないピュアなバウムクーヘン生地は、素材の状態や気温、湿度などによって、日々焼き具合が変わる、とても繊細なもの。綺麗な色、均一な層になるように生地をつけるには、ベテラン職人の経験と勘が不可欠と言われてきました。
「貴重な職人仕事を絶やさずに継承していきたい。そして場所も時間も関係なく、職人による焼きたてバウムクーヘンを届けたい」。そんな思いを背負って生まれたのが、AIロボット・テオ君です。
まずは、手本になる職人の焼き方を観察し、生地をつけるタイミングの「焼き色」と「表面温度」をデータ化。高性能カメラを搭載したテオ君が、職人データに倣って何本も焼いて“修業”するなかで、ベテランの焼き加減を再現できるようになりました。最近、やっと一人前のバウムクーヘン職人として店頭に立ち始めたテオ君。常駐しているのは、愛知、栃木、神戸、軽井沢、那須高原、ロンドン(!)の6ヶ所。ほかにもフードトラックに乗って、各地のイベントで職人仕込みのおいしさを届けています。
※当日は内容や盛り付けが変更になる場合もあります。
文:編集部