「ウイスキーと食」の新世界
【ビーフストロガノフ×バルヴェ二―12年】トマトやサワークリームの酸味を活かすため、あえて白ワインで煮込む技ありレシピ

【ビーフストロガノフ×バルヴェ二―12年】トマトやサワークリームの酸味を活かすため、あえて白ワインで煮込む技ありレシピ

ウイスキーと食べ物の絶妙なペアリングを探索する「ウイスキーと食」企画。ソムリエの若林英司さんと料理研究家の野口真紀さんのコラボレーションによって、斬新でおいしい提案の数々をお届けします。今回の若林さんからの提案は「ビーフストロガノフ×バルヴェニー12年 オンザロック」という組み合わせ。

ビーフストロガノフのつくり方

ビーフストロガノフ

材料材料 (2人分)

薄切り牛肉300g
小麦粉適量
玉ねぎ1個
マッシュルーム8個
トマト缶1缶
デミグラスソース1缶
白ワイン1/2カップ
サワークリーム適宜適量
ご飯適量

1

玉ねぎ、マッシュルームを1cm幅にスライスする。玉ねぎは繊維に沿って切る。

2

牛肉に小麦粉を全体に薄くまぶす。中火に熱したフライパンに油を敷き、焼き色をつけるように焼く。

3

2の肉を一度取り出す。フライパンは洗わずにそのまま玉ねぎを炒める。

4

玉ねぎがしんなりとした状態になったら、肉を戻し、マッシュルームを加える。さらに白ワインを入れてアルコールを飛ばすようにしながら中火で炒める。

5

トマト缶、デミグラスソースを入れ、蓋をして弱火で20分ほど煮込む。

煮込む

6

塩、胡椒で味を調え、ご飯(材料外)を盛りつけた皿に注ぐ。仕上げにサワークリームを添える。

「シンプルな材料でできるのに、特別感があって食卓が華やかになるメニューです。肉も安い切り落としで十分美味しいので試してみてください。トマトの酸味を生かしたいので、赤ワインではなく白ワインで煮込むのがポイントで、ウイスキーとの相性も抜群です」(野口さん)

教える人

野口真紀さん 料理研究家

1973年東京都生まれ。料理雑誌の編集者を経て、料理研究家となる。自身の子育て経験も活かし、簡単でつくりやすく、栄養や健康に配慮した家庭料理が人気。自然体なのにおしゃれなライフスタイルも注目されている。著書に、『家族でごはん12か月』(新星出版社)、『ぱらぱらきせかえべんとう』(アノニマ・スタジオ)、『毎日食べて体すっきり 野菜の酢漬けと展開レシピ』(エムディエヌコーポレーション)など多数。

撮影:池田博美 編集:木田明理