ローマ以南でよく食べる野菜料理。万願寺唐辛子やししとうでもつくれます。ビネガーは好みのものでOK。バルサミコなら甘酸っぱくりんご酢なら柔らかな酸味に。人気の出張料理人岸本恵理子さんに気どらないふだんの料理を教えてもらいました。
ピーマン | 20個(小さめ) |
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にんにく | 1片分(極薄切り) |
ミント | 10g(ざく切り) |
ワインビネガー | 大さじ2 |
EXV.オリーブオイル | 適量 |
塩 | 適量 |
ピーマンは全体に竹串や包丁などで穴をあけておく(爆発防止のため)。ボウルに入れ、オリーブオイルを2周くらい回しかけ、塩ふたつまみをふる。ボウルごとあおって全体にまぶす。
オーブンペーパーを敷いた天板にのせ、250℃のオーブンで10分ほど焼く(ピーマンの大きさによるので様子を見ながら、表面の薄皮がほんのり焦げるまでを目安に)。
①のボウルに戻し入れ、ワインビネガーをふり、オリーブオイルを1周回しかける。塩ひとつまみ半、にんにく、ミントを加え、ボウルごとあおって全体を和える。冷やす場合は保存容器に入れ、ラップをぴったり密着させてマリネする。
イタリアの伝統料理を軸に出張料理人として活動。個人宅や各地イベントでの料理のほか、雑誌へのレシピ提供や映画の料理制作など、食に関わる仕事全般を手がけている。厳選した材料でつくるフォンダンショコラなどの菓子も人気。自然派ワインにも精通している。
この記事は『四季dancyu 2023 秋』に掲載したものです。
文:藤井志織 写真:宮濱祐美子