ウー・ウェンさんの「蒸す」がおいしい、秋のおうち中華
目覚める香りの"蒸し魚とバジルのオイルがけ"

目覚める香りの"蒸し魚とバジルのオイルがけ"

白身魚をジューシーにぷりっと蒸し、塩、胡椒、オリーブオイル、バジルでいただきます。シンプルなだけに、バジルの香りが立って美味。塩+胡椒+胡麻油+香菜、醤油+おろし生姜+青じその組み合わせでも。魅力的な蒸し料理を料理家のウー・ウェンさんに教えてもらいました。

“蒸し魚とバジルのオイルがけ”のつくり方

材料材料 (つくりやすい分量)

白身魚2切れ(鯛、たらなど)
塩麹大さじ1
上新粉大さじ1/2
小さじ1/2
粗挽き黒胡椒適量
オリーブオイル大さじ1/2
バジルの葉適量

1下ごしらえ

白身魚は塩麹をからめて冷蔵庫で一晩置く。

2蒸す

蒸す直前に上新粉を薄くまぶし、蒸し器にのせる。沸騰した鍋にのせ、蓋をして強火で1分、弱火で5分蒸す。火を止めてそのまま10分ほど置く。

蒸す
蒸す直前に上新粉をまぶす。ぷりっとした仕上がりになり、口当たりがすっきりする。

3仕上げ

器に盛り、塩、胡椒をふり、オリーブオイルを回しかけ、バジルをのせる。

完成

教える人

ウー・ウェン

ウー・ウェン 料理家

「ウー・ウェン クッキングサロン」主宰。医食同源が根づいた中国の家庭料理とともに、中国の暮らしや文化を伝えている。著書に『ウー・ウェンの100gで作る北京小麦粉料理』『ウー・ウェンの炒めもの』『ウー・ウェンの 煮もの あえもの』(いずれも高橋書店)など多数。
Instagram@wuwen_cookingsalon

この記事は『四季dancyu 2023 秋』に掲載したものです。

四季dancyu2023 秋
四季dancyu2023 秋
A4変型判(120頁)
2023年9月13日発売/1,200円(税込み)

文:松原京子 写真:木村 拓

松原 京子

松原 京子 (フードエディター&ライター)

食をメインとした雑誌や料理の書籍などで企画・編集・執筆を手がける。この業界に入って早うん十年、やれ試食だ試作だ、新しい店ができたんだって、この店の味は残さなきゃ、と外食を続けているうちに体重が増え続け、20代の頃の倍の重さに!(本当に倍の数字です)。一口じゃおいしさなんてわからない、全部食べてこそ真意がわかると思っている。家では真っ当な調味料と安全な食材でつくるシンプルな料理を心がける。