麩の炒め物という意味の沖縄料理。グルテンの多い沖縄の麩でつくると崩れにくく、独特のふわふわの食感がクセになります。料理ユニットのオカズデザインに手軽でもちゃんとおいしく仕上がるレシピを教えてもらいました。
沖縄の麩 | 20g(乾燥) |
---|---|
卵 | 3個(常温に戻す) |
鰹だし | 大さじ2 |
塩 | 小さじ1/2 |
グリーンアスパラガス | 50g(長さ3~4cmに切る) |
にんにくの芽 | 50g(長さ3~4cmに切る) |
ラード | 大さじ1と1/2 |
酒 | 大さじ1 |
塩 | 適量 |
麩はちぎってたっぷりの水に10分ほど浸して戻し、水気をしっかり絞る。
ボウルに卵を割りほぐし、だし、塩を加えてよく混ぜる。①を加えて吸わせる。
フライパンにラードを入れて中火にかけ、②を入れる。途中で上下を返し、両面に焼き色がついたらいったん取り出す。
フライパンにアスパラとにんにくの芽、塩ひとつまみを入れて酒をふり、軽く炒める。③を戻し入れて炒め合わせ、味をみて足りなければ塩で調える。
吉岡秀治・吉岡知子による料理ユニット。東京と岡山・蒜山旧中和村の二つの場所を拠点としながら書籍や広告のレシピ制作をはじめ、映画やドラマの料理監修などを手がけている。器と料理の店「カモシカ」を不定期でオープン。『NHK連続テレビ小説 ちむどんどんレシピブック』など著書多数。
この記事は四季dancyu 2023 夏に掲載したものです。
文:藤井志織 写真:宮濱祐美子