温かく、なめらかな絹豆腐と爽やかな香りを放つ薬味、とろっと優しい生姜餡が温め直しただけの残りご飯をもごちそうに変えてくれます。料理ユニットのオカズデザインに手軽でもちゃんとおいしく仕上がるレシピを教えてもらいました。
豆腐は食べたい分だけ、青じそはたっぷりとのせて。1人の昼食にも、お酒の〆にも弱っているときにも覚えておくと助かる一品です。
絹ごし豆腐 | 1/2〜1丁 |
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ご飯 | 茶碗1〜2膳分(温める) |
だし | 150ml |
酒 | 大さじ1 |
片栗粉※ | 大さじ1/2 |
生姜 | 10g(せん切り) |
青じそ | 2〜4枚分(みじん切り) |
塩 | 適量 |
※大さじ1の水で溶く。
豆腐はキッチンペーパーに包み、水きりする。
小鍋にだしと酒を入れて温め、塩で味を調える。水溶き片栗粉を加えてよく混ぜ、①の豆腐を加えて弱火にし、3分ほど加熱する。生姜を加えて火を止めれば生姜餡の完成。
ご飯に青じそをたっぷりのせ、②の豆腐をのせて生姜餡をかける。
吉岡秀治・吉岡知子による料理ユニット。東京と岡山・蒜山旧中和村の二つの場所を拠点としながら書籍や広告のレシピ制作をはじめ、映画やドラマの料理監修などを手がけている。器と料理の店「カモシカ」を不定期でオープン。『NHK連続テレビ小説 ちむどんどんレシピブック』など著書多数。
この記事は四季dancyu 2023 夏に掲載したものです。
文:藤井志織 写真:宮濱祐美子