チーズでもう一品!
おでんの変わり種"チーズ巾着入りおでん"

おでんの変わり種"チーズ巾着入りおでん"

玉ねぎの甘味、舞茸の香り、そしてチーズの旨味を包んだ巾着。頬張った瞬間に混然一体となった美味しさが堪能できます。チーズをおかずにプラスすることで栄養面も食べごたえもアップ!満足度が高まるチーズレシピを料理研究家の重信初江さんに教えてもらいました。

“チーズ巾着入りおでん”のつくり方

半分に開いた油揚げの一番下にチーズを入れて、その上に別の具材を詰めることで、チーズが外に溶け出さない! 舞茸から出る旨味とトマトの酸味、麺つゆが体中にしみ込む、冬にぴったりの味わい。

材料材料 (2人分)

ピザチーズ60g
油揚げ2枚
玉ねぎ1/8個(約25g)
舞茸1/2パック(40g)
トマト2個(1個150g程度)
さつま揚げ4枚
A
・ 水2と1/2カップ
・ 麺つゆ1/3カップ(3倍濃縮タイプ)

1巾着をつくる

油揚げは半分に切り、口を開く(開きにくい場合は、油揚げの上で菜箸をゴロゴロと転がしてから開くとよい)。4つの油揚げの袋に、チーズ、薄切り玉ねぎ、手で裂いた舞茸を各1/4ずつ順番に入れて、ようじで留める。これを同様に計4個つくる。トマトはへたをくりぬき、湯むきする。

巾着をつくる
巾着をつくる

2煮る

鍋にAを入れて中火にかけ、煮立ったらさつま揚げと①の巾着を入れ、3~4分弱火にして煮る。

3仕上げ

トマトを入れて1分煮、火を止めて完成。できればそのまま冷ましておき、食べるときに再び温めると味がしみておいしい。

完成

教える人

重信初江

重信初江 料理研究家

料理研究家のアシスタントを経て独立し、雑誌やテレビ等で活躍中。身近な食材を使った再現性の高いレシピに定評がある。旅行好きで韓国、台湾など旅先で出合った味をアレンジしたレシピも得意。『遅夜スープ』『漬けておくだけで、おいしい一品 漬けものレシピ』など著書多数。

文:吉田彩乃 写真:鈴木泰介、長野陽一(プロフィール写真)

※この記事の内容はプレジデントムック技あり!dancyu「チーズ」に掲載したものです。

技あり!dancyu「チーズ」
技あり!dancyu「チーズ」
A4変型 判( 88 頁)
ISBN: 9784833477352
2018年10月30日発売 /880円(税込)
吉田 彩乃

吉田 彩乃 (ライター)

1986年、東京都生まれ。2015年よりフリーランスのライターとして活動し、食関連の記事のほか、ビジネス、経済、カルチャーなど幅広いジャンルで執筆。好きなものは珈琲とナチュラルワインと、ワインのつまみになるパン。