アーモンドの衣をつけて揚げた、香ばしい一品。ザクザクとした衣の食感が、とてもいいアクセントです。ゆったり気分の週末に仕込める、手軽な肉つまみを料理研究家のサルボ恭子さんに教わりました。
焼いて食べることが多いラムを、中温の油で衣が香ばしい色になるまで揚げると、衣のおかげで中まで火が通りすぎず、ちょうどよく仕上がる。赤ワインかビールと。
ラムチョップ | 6本(370g) |
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塩 | 小さじ1/2 |
胡椒 | 少々 |
にんにく | 1片 |
アーモンドスライス | 40g |
パン粉 | 大さじ2 |
パセリの葉 | 大さじ1と1/2(みじん切り) |
卵 | 1個 |
牛乳 | 大さじ2 |
薄力粉 | 大さじ3 |
揚げ油 | 適量 |
ミニトマト | 6個 |
ラム肉に満遍なく塩、胡椒をふり、すりおろしたにんにくを両面にまぶす。
アーモンドスライスを手でぎゅっと握って細かく砕き、細かくしたパン粉、パセリの葉と混ぜ合わせる。
卵を溶いて牛乳と混ぜ、卵液をつくる。①に薄力粉を満遍なくつけてから軽く叩いて余分な粉を落とし、卵液、②の衣の順につける。
揚げ油を熱し、170℃になったら数本ずつ入れ、両面が色よくカリッとするまで上下を返しながら揚げる。油をよくきって皿に盛り、半分に切ったミニトマトを添える。
老舗旅館の長女として生まれ、料理家の叔母に師事したのち渡仏。パリのホテルで勤務中にフランスの郷土料理に魅了される。現在は料理教室を主宰するほか書籍や雑誌で活躍。シンプルな素材を洗練された家庭料理に昇華させるレシピに定評あり。近著に『フランス共働き家庭の2品献立(』立東舎)。
この記事はdancyu2020年7月号に掲載したものです。
写真:サルボ恭子 文:編集部